[R18] 優しく俺様系で女が好きな天才新社会人、異世界を救う (JP) – 1章 2節 2話*(R18) 地球の女神 – 初夜
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青年男性向け – ソフト – R18
第2節 異世界の女神 (第1章 勇者の村)
第 2 / 27 話
約 28,000 字 – 40 場面 (各平均 約 700 字)
1/40.<Hの前 – 誘い>
「今夜マナリスさんを抱いても良いですか?」
俺はマナリスさんに今夜Hする許可を取ろうとした。
「はい♡もちろん宜しいのでございますよ♡」
俺と見つめ合っているマナリスさんは少しだけこくりと頷くと瞬きしそう言ってくれた。
かくして俺とマナリスさんは今夜Hする事となった。
2/40.<Hの前 – 落ち合う>
そして俺とマナリスさんはHする為別々に体を行水し寝室で落ち合った。
今俺とマナリスさんはベッドを前に横に向かい合って立っている。
3/40.<Hの前 – 処女>
「わたくし♡初めてでございます故(ゆえ)♡」
マナリスさんはとても恥ずかしそうにしていた。
しかしマナリスさんもこれまた女神なのに処女とは。
マナリスさんの初めての相手が俺で良いのか問題も有るしな。
という訳で俺は――。
「マナリスさんの初めての相手が私で良いのですか?」
――アンの時の様に良いのか尋ねてみた。
「はい♡宜しいのでございます♡お願い申し上げます♡」
お、お願いって……。
俺はお願いに弱いのでクリティカルヒットした。
「ふふ♡」
ん?
俺は嘘を吐くのが苦手だしきっと狼狽(うろた)えていたのが顔に出てしまっていたのだろうか。
でも別に怖気付(おじけづ)いたとかではなく俺はただマナリスさんの事を思って考えているのだ。
それに俺は女神のマナリスさんの処女が欲しいだなんて無責任な事は言えないしな。
「でもそれはどうしてなのですか?」
俺の中で「何でなのか?」という疑問は二つ有りそれはマナリスさんが何で処女なのか?という事と何で俺で良いのか?という事だ。
「わたくしが初めてのお相手としてユウタさんが宜しい理由はわたくしがユウタさんの事を愛しているからでございます」
お、おう……。
改めて聞くと恥ずかしいな。
「ふふふ♡」
うむ。
「それではもう1つの疑問ですがマナリスさんはどうして今まで処女だったのですか?」
俺はマナリスさんが処女だった訳も尋ねてみた。
これもまた疑問なのだ。
「それにつきましてはわたくしはもう長らくこの亜空間の家に籠っておりそれが故(ゆえ)に当然殿方との出会いが有るはずも無いのでございます……そのうえわたくしが愛し愛されたい勇者様に今まで出会う事が無かったのでございます……」
まぁここにずっと引き篭もってたら好みの男性と出会える訳も無いか。
でもやり様はいくらでも有る気がするんだけどなぁ。
それに――。
「マナリスさんなら地上に降り立つ事も出来たのではないですか?」
――マナリスさんだってアンの様に地上に降り立つ事も出来たはずなんだよなぁ。
たくさん護衛を付けたりとかしてな。
でもまぁそれが出来ないくらい地上の治安が終わっているって事なのかもしれないが。
「それが致しかねないのです。と言いますのも今のわたくしには地上での身の安全を保障いたしかねますし地上の治安が大変悪いばかりか今わたくしは神にならんとするこの星の者達に命を狙われているのでございます。そのうえ救いを求める地上の民を見つけたとしてもお助けいたしかねるのでございます。したがってそれらが故(ゆえ)にわたくしは地上に降り立」
それはマナリスさんも大変だなぁ。
「地上にも素晴らしい人格者っていたんじゃないですか?それこそ勇者とか」
人口もそれなりに有るだろうし今までにそこそこいたはずなのだ。
「人格者はいましたがそれは恋とは別でございます」
要するに好みはいなかったという事か。
でもマナリスさんの好みの男性は「そんなわたくしを救ってくださる勇者様の様な殿方」プラス「王子様系の勇者」の様だからかなり狭き門にしても数人くらいはいそうなものなんだよなぁ。
あ、その上救ってくれるかどうかや救ってくれそうかどうかがポイントだったりするのか?
「他にもアンがこれまでにたくさんこの世界に勇者を送り込んできているのでしょう。その中に一人でもマナリスさんのお眼鏡に適う殿方はいなかったのですか?」
地球産の勇者についてはアンによる厳選が有ったはずなのでマナリスさんが気に入る勇者がいた可能性は高かったはずだ。
「アンさんが送ってこられた方々は有能でしたが野心をお持ちでしたりどこか道徳心や倫理観が欠けていたりと正直恐ろしく人として好きになれませんでした」
おや、マナリスさんは有能でも野心を持っている人が苦手なのか?
まぁアンなら有能そうな奴に片っ端から話し掛けて送り込んでそうだもんなぁ。
てか「怖い」とか「人として好きになれません」って思われるのって結構ショックなやつだよな……。
「マナリスさんは野心を持っている人は駄目と?」
ちなみに俺に野心は……無い!
今の俺には無いぞ!
昔の俺には有ったが今は燃え尽き症候群だしな。
てか無いのってやばくないか。
ハングリー精神が無いのと同義だぞ。
でもやる気を出せっていったってなぁ。
「わたくしは『野心』よりも『理想』やその目標の方が好きでして『この女神を手に入れる為に言う事を聞いてやる』という様な下心も苦手でした」
これまた具体的な事を言ってくるなぁ。
まぁ野心と所有欲はイコールだしな。
例えば「総理になりたい」というのは「総理の地位が欲しい」という所有欲と同義なのだ。
で、マナリスさんの場合は「民を幸せにしたいから『総理になりたい』」という様な理想が前提として有る目標しか受け付けられなかったのだろう。
それに性的な目で見られるのも嫌だったという事なのだろうな。
「まぁそうですね、私もマナリスさんの気持ちは分かりますよ。私も他人の為に頑張りたいという様な純粋な気持ちで頑張っている人を応援したいですしお金や権力が目当てで近付いてこられたら萎えてしまいますからね」
こういうのはちゃんと例を挙げないと「貴方私に合わせてくれてるだけでしょ?」と俺まで信頼を失いかねないからな。
本音を言った。
4/40.<Hの前 – 好きな男性像>
「気持ちが同じでございますね♡それではユウタさんにここだけのお話しをいたしますがわたくしが好きな男性像は昔から決まっていたのでございます」
へぇ。
「『一人称が私で敬語で純粋な理想を持つ王子様系の勇者様の様な殿方』ですか?」
傾向と対策ってやつを繰り出した。
「ふふ♡そうでございますが厳密には異なっております」
へぇ。
「それではマナリスさんが抱く好きな男性像とは具体的なモデルでも有るのですか?」
そうとしか思えない。
「はい」
やっぱりな。
「つまり?」
マナリスさんに結論を尋ねた。
「ユウタさんがわたくしが幼い頃から抱いていた理想の勇者様に正に一致していたという事でございます」
(正に文字通りに♡)
んー。
本当にそうか?
「それは光栄ですが私がマナリスさんの理想の勇者だとは思えません」
根拠が無いっていうか実績が無いっていうか。
5/40.<Hの前 – どっちを助ける?>
「それではユウタさん、ここで意地悪な事をお尋ねいたしても宜しいでしょうか?」
おや、何だかクイズが始まったな。
「はい。どうぞ」
何を訊かれるのか不安なんだけども。
「世界を救うが故にわたくしと地上の民のいずれかが犠牲にならなければならないとします。そこでユウタさんならいずれをお助けになりますか?ただし地上の民の人数は不確定とします」
おやおや、ここで勇者試験みたいな問題を出してきたな。
……まぁ俺の中で答えは決まっている。
「私は自分を犠牲にしてでもどちらも助けます。必ず」
俺はどっちも失いたくないならな。
そしたら俺が犠牲になるしかねぇ。
「それです♡わたくしはそういうお優しいお考えを持つユウタさんが大好きなのです♡」
んー。
「そういう発想の勇者はそれなりにいるんじゃないですか?」
ちょいちょいいそうなものだが。
「おりませんよ。大抵はわたくしを助け民を犠牲にします。わたくしは代えが効かないからと」
まぁ「女神様を失ったら一巻の終わり」みたいなところがあるもんなぁ。
で「女神様さえ失わなければいくらでもやり直せる」みたいな。
「マナリスさんはそれが嫌なのですか?」
選択に直面した時に駄々を捏ねられるのも結構問題だよなぁ。
という訳で今の内にそういうリスクをマナリスさんがどう捉えるのか知っておくか。
6/40.<Hの前 – 理想の勇者>
「わたくしは合理性は重々存じ上げております。しかしながらわたくしが今説いているのはユウタさんがわたくしが思い描く理想の勇者様にぴったりの存在だという事です」
まぁ論点はそこだけども。
「ですが根拠はそれだけですか?」
俺でも俺自身を説得するのは難しいなと思う。
まぁいくつか納得させられる材料さえ提示してしまえば良いのだ。
ちゃんと手続きさえ踏めばお優しい俺は勝手に納得してくれる。
「あの、ユウタさんはお気づきにならなかったのですか?ユウタさんが自分を犠牲にするという選択肢を即断していた事を」
まぁノータイムで出した感じでは有るのだが。
「まぁそうだったかもしれないが」
そんな事を即断してる時点で俺の方がバグってるのかもな。
「もうはっきりと申し上げます。ユウタさん。何ら見返りを求めずわたくしの勇者になり何ら縁も所縁も無いわたくしとわたくしの世界を救ってくださろうとしあんな危険な場所に命の危険や魔素中毒症も顧みず降り立とうとしわたくしの好みに合わせて一人称や口調まで変えてくださり自分を犠牲にしてまでわたくしとわたくしの世界の民を救ってくださろうとしている貴方がわたくしの理想の勇者様でない訳が無いではありませんか」
お、おう……。
言われてみたら確かにそうかもな……って感じだな。
「そうなのかな」
俺はそれでも自分が勇者に相応しいとは全く思えない。
実績は実質ゼロだし高貴な血を引いているとか何か因果が有るとかいうのも別に無いしな。
「そうなのです。ユウタさんは勇者に相応しいのです。ユウタさん。わたくしには分かるのです。その方の本質が」
え?
まぁオーラとかが見える系の魔法が使えるって事か?
アンは心の中が覗けていたが。
いずれにせよ見破られるのはおっかないなぁ。
7/40.<Hの前 – ついに現れた>
「わたくしは今まで理想の勇者様に巡り合う事が出来ずにいましたがついにわたくしの前に現れたのです♡何の見返りも求めず邪な事も考えず真摯にこの世界とわたくしを救ってくださろうとしたった一日足らずでわたくしを口説き落としたお優しさと有能さと野心を兼ね備えた殿方が♡」
誰だよそいつ!
マナリスさんを口説き落としただなんて最低じゃねーか!
「ふふ♡ユウタさんの事ですよ?♡」
え!?
てかマナリスさんも俺の思考読んでない!?
そりゃアンに出来るなら同じ女神のマナリスさんでも出来るかぁ……。
「はい、出来るのです。ですからわたくしはユウタさんの本質を知り好きになったのです♡」
そっかぁ。
じゃあ俺がマナリスさんに選ばれた正当な理由はちゃんと有る、と。
「はい♡」
なら良かったぁ。
てか心の中で悪い事を考える癖が無くて良かった……。
「ふふ♡ですからわたくしの初めてのお相手はユウタさんで宜しいのです♡いえ♡ユウタさんしかいないのです♡」
そっかぁ。
てかあれだな。
貴方がわたくしの憧れの人にそっくりだからです、路線じゃなくて良かった。
アンの時の様にそれってマナリスさんはその存在の事が好きなのであって別に俺の事が好きな訳ではないんじゃないか?問題になりかねなかったからな。
(聞いておいて良かったです……)
マナリスは熱弁で乗り切ったのだった。
(アン、こんな素敵な殿方を独り占めするなんていけません♡わたくしも竿姉妹になる事をお許しくださいね♡)
8/40.<Hの前 – 思考が丸見え>
それに俺しかいないとまで言ってくれているのだから俺も責任を持って頑張るとするか。
「はい♡責任を取ってくださいね♡」
やば、マナリス視点俺の思考が丸見えやんけ……!
今めちゃくちゃ弱ってるか弱い女性かと思っていたけどマナリスさんもやっぱり女神なんだよなぁ。
「ふふ♡こう見えても元気な時のわたくしはあらゆる武器も魔法も操れるのですよ?♡」
じゃあもうマナリスさんが自分で世界を救ったらいいんじゃないか……?
「それがこの世界のルールで出来ないのです……」
まぁ悪人でもマナリスからしたら我が子みたいな感じだろうもんね。
だから自分で裁くなんて出来ないんだろう。
「そうなのです……出世されて性格が変わってしまわれた方々もそれは環境による悪影響を受けてしまっただけで個人差はあれど子供の頃は純粋な魂をお持ちだったのです……その頃を知っているわたくしにはとてもその方々を殺す事はできないのです……そこまでお分かりになりわたくしの為に頑張ろうとなさっているユウタさんの事がわたくしはとても大好きなのです♡」
マナリスさんが自ら俺を抱き締めてきた。
(わたくしだってやれば出来るのです……!♡やり方ならアンから既に聞いているのですから……!♡)
まぁしかし別に殺す必要は無くないか?
「過去に咎人を地上の者に捕らえさせ裁いていただいた時わたくしはその者が反省している事が分かっていたのですがその地上の者は極刑をと……」
あちゃー。
まぁ確かに勇者選びは大変だなと思った。
勇者が自分と意見が食い違ったら困るしな。
「はい。その際は時を戻しやり直しましたが非情な決断が出来ないわたくしに代わり進んでその様な事をなさる者も多く救世は困難を極め……」
結局地上の善人達と連携してやらざるを得ずその者達の暴走を止められない、と。
「はい。またわたくしには咎人を罰したいという民の気持ちも分かりますので自分で決断する事が難しく……」
ま、そんな苦境に陥っているマナリスさんを助ける為に俺がいるのだ。
俺が何とか大団円にしてみせるさ。
「はい♡お願いします♡」
9/40.<Hの前 – 告白>
もちろんだ。
「任せてください。そして先程マナリスさんが私の事を好きと言ってくださいましたが私もそれ程心優しいマナリスさんの事が大好きで愛しています」
俺もマナリスさんを優しく強く抱き締め返した。
「ユウタさん♡」
てか俺は今物凄くマナリスさんとキスしたい気分だ。
「ふふ♡でしたらどうぞ♡」
マナリスさんが唇を差し出してきた。
うわぁ。
俺は口に出さずに心の中で思った事にマナリスさんが即座に対応してくれた事に申し訳無さを含む様に驚いてしまった。
「お気になさらないでください♡」
まぁ、これも相手が超察しが良くて俺の手間が省けると思ったら良いのかな……。
「はい♡」
でもなぁ。
マナリスさんは俺の気持ちを理解して対応してくれているのに俺はマナリスさんの気持ちを理解して対応してあげられていないのだ。
「ユウタさん」
俺が無能で本当に申し訳無いと思ってる。
10/40.<Hの前 – お互いに頑張る>
「私は神族でユウタさんはヒューマンとお互いに種族は異なり出来る事と出来ない事も異なります。わたくし自身不束者(ふつつかもの)で優秀な女神ではありませんがそれでもわたくしは立派な勇者様であられるユウタさんとこれからを共に歩んでいきたいのです。ですからユウタさんもわたくしと同じ気持ちでしたらお互いにお互いの為に自分に出来る限りで頑張りませんか?」
(夫婦として♡)
おー。
確かにそうかもな。
俺はこのやり取りをどこかでした覚えが有るが。
(ふふふ♡)
まぁアンとだな。
「私はマナリスさんの様に神族ではありませんし心も読めませんしこの世界の魔法すらまだあまり分からず扱えません。それでもマナリスさんとマナリスさんの助けたいという気持ちは本当に持っています。ですから私はマナリスさんの為に頑張ってこれから関係を構築していってもいいのですね?」
神目線無能なヒューマンの俺でも良いんだな?って確認だ。
「はい♡わたくしはユウタさんでなければいけないのです♡」
そこまで買ってくれているのか……。
俺はちょっとぐっときた。
「ふふ♡」
11/40.<Hの前 – 誓いのキス>
よし。
「それではマナリスさん、誓いのキスをしましょう」
(夫婦としての♡ですね♡)
「はい♡ユウタさん♡お願いします♡」
マナリスさんは再び瞳を閉じ俺からのキスを待った。
そして俺はキス待ちしているマナリスさんに甘く優しくキスした。
そしてキスを終えた俺は――。
「マナリスさんが初めてなのは分かりました。優しくしますからね」
――マナリスを抱く覚悟が出来ておりそう告げた。
とりあえず俺はマナリスさんを安心させたかった。
「ふふ♡はい♡そうなさってくれると信じています♡わたくしの勇者様♡」
あぁマナリスさんは何て美しくて心が清らかな女神様なんだ。
すまない、俺はもう勃起している。
(わたくしこそごめんなさい♡ユウタさんが会いに来る前から濡れていました♡ふふ♡わたくしの心の中がユウタさんに覗かれていなくて良かったです♡)
マナリスは心の中でも謳歌しておりユウタはマナリスの心が読めず自分だけ気の利いた事が出来ずに申し訳無いと思っていたのだがマナリスからすればむしろユウタがマナリスの心が覗けない方が覗かれる心配が無いしまた来たる日に自分が他者の心の中を覗ける事でユウタの助けになれると思っておりそれが自分の長所という点でも都合が良かった。
その方が都合が良い訳は後者で言えばユウタも出来る様になれば他者の心を読むという点で自分の助けが要らなくなってしまうからだ。
12/40.<Hの前 – 相手の脱衣>
「ふふ♡それではユウタさん、わたくしがお脱ぎしましょうか?♡それともユウタさんが脱がせてくださいますか?♡」
俺は脱がせてあげたかった。
マナリスさんにあまり負担を掛けさせたくなかったからな。
自分に出来る事なら極力協力してあげたかった。
「私はあまりマナリスさんに負担を掛けさせたくないので失礼が有れば申し訳有りませんが優しくしますので脱ぐお手伝いをさせてください」
俺はマナリスさんに「失礼が有れば申し訳有りません」と先に謝罪しておいた。
手付きがいやらしいなどと思われたり変な印象を抱かれてしまったりセクハラで訴えられでもしたら困るしな。
「大丈夫ですよ♡優しくしてくださると分かっておりますから♡それではお願いします♡」
マナリスさんは「それではどうぞ」という様になった。
しかしマナリスさんはそう言ってくれているが服が破れたとかも洒落にならないからな。
なぜなら異世界から来たばかりの俺はこの世界の通貨を持っておらず当然無一文なので弁償する事が出来ないのだ。
まぁ元の世界の物を持ってこられるのならそれで弁償出来るのだが。
「大丈夫です♡ご安心ください♡」
だと良いのだが。
「それでは今からマナリスさんを脱がせていきますね」
俺はマナリスさんを脱がせる覚悟は出来ている。
「はい♡お願いします♡」
という訳で俺は恐る恐る「失礼が有ったらすみません!」という気持ちで――。
「ふふ♡」
――丁寧に脱がせていった。
それにしてもマナリスさんは本当に女神様だなぁ。
「ありがとうございます♡」
13/40.<Hの前 – 香水>
美しいしそれに良い香りがするのだ。
この世界にも香水が有るのかなぁ。
「わたくしの世界ではまだ香水は一般に普及していませんが地上の人々は身に纏いたい香りのお花を衣服に当てたりそのお花の花びらを浮かべた湯船に体を浸かる事で匂いを付けたりしていますよ」
(これはその香りだけではありませんが♡)
「そうなのですね。それではマナリスさんに合う香水を作りましたらぜひプレゼントさせてくださいね」
香水は簡単に作れる。
出来たらマナリスさんにプレゼントしよう。
「楽しみです♡お願いしますね♡」
おう。
まぁ簡単なのは現代基準の話で文明レベルが中世のしかも魔法の有る世界となるとな。
無水エタノールを作る為のサトウキビやトウモロコシが手に入ると良いが。
「きっと手に入りますよ♡」
だと良いのだが。
そしてマナリスさんを脱がせていくと徐々にマナリスさんの透き通る様な肌や胸部、陰部が露わになっていった。
14/40.<Hの前 – 相手の体>
そしてついに脱がせ終わり――。
「ユウタさんわたくしを脱がせてくださってありがとうございます♡ふふ♡わたくしのお体はいかがですか?♡」
――感謝され感想を尋ねられた。
マナリスさんの体はナイスバディであり透き通る様な肌に乳首がピンク色で陰毛もたくさん生えていた。
すみません、もうフル勃起です。
堪りません。
「マナリスさんのお体はとても魅力的で美しいですよ」
俺の心の中がマナリスさんに筒抜けなのは分かり切っているが訊かれているのに返事をしない訳にもいかないので俺はとりあえず口頭でも伝えた。
「ふふ♡ありがとうございます♡」
しかし女神様を前にして勃起してしまって良いのだろうか。
「よいのですよ♡」
んー。
恥ずかしいし神に対する冒涜というか不敬虔な行為というか。
「わたくしも恥ずかしいですがわたくしのこの体をユウタさんに見てもらえて興奮もしてくださってわたくしはとても嬉しいのです♡」
そういうものなのかなぁ。
15/40.<Hの前 – 俺の脱衣>
「はい♡それでは今度はわたくしが脱がせてあげますね♡」
いやぁ、しかしマナリスさんは分かってるねぇ。
導いていくという煩わしさが全く無くて俺は助かっていた。
「はい。お願いしますね、マナリスさん」
俺もマナリスさんに身を任せた。
「はい♡任されました♡」
それにしてもだ。
なんて幸せなんだぁ!と思ったが、いや、マナリスさんが俺の体を気に入ってくれると決まっている訳ではないんだよな。
「気に入りますよ♡」
もしかしたら幻滅されてしまう可能性も有るのだ。
「ユウタさんのお体で幻滅など絶対にいたしませんよ♡」
んー。
勇者様にそれはそれは高いハードルを設けていらっしゃる女神マナリス様だ。
あら、殿方ってそんなに筋肉が少なかったんですか……とかわたくしの星の英雄ならもっと凄いお体ですのに……などと幻滅されてしまう可能性は有るのだ。
「そういった事は全くございませんよ♡」
そうは言われてもなぁ。
しかし俺はアンの魔法の無い世界から来たんだ。
しかも俺は基本机仕事だ。
生徒会長時代からずっとな。
体はある程度鍛えているつもりだったが俺の体は水泳選手の様な控え目な筋肉美なのだ。
あぁ、そう考えたらとたんに自信を喪失してきた。
俺はマナリスさんに脱がされていくと同時に申し訳無さでいっぱいになってきてしまった。
「ユウタさん♡わたくしはユウタさんがお太りでも筋肉が無くても平気ですからお気になさらないでください♡」
そう言われてもなぁ。
どうしても気になってしまう。
俺は申し訳無さと恥ずかしさを抱きながらマナリスさんに上着から順に脱がされていった。
「ふふ♡良いお体ですよ♡」
な訳が無くないか。
俺はマナリスさんに上半身をさらけ出されてしまった。
16/40.<Hの前 – 俺の下半身の脱衣>
「それではお次はユウタさんの下半身ですね♡」
ですね……。
マナリスさんは俺の正面でしゃがみ下半身を脱がす体勢に入っていった。
しかし、ま、まずいぞ……!
俺は勃起してしまっているのだから……!
「まずくはありませんよ♡」
いやいやいや。
「ユウタさんの下半身もわたくしに見せてください♡」
……。
ノーとは言えないがきつ過ぎる。
「ふふ♡」
おちんちんは筋肉の比ではなくプレッシャーが掛かっているのだ。
マナリスさんをがっかりさせてしまわないだろうかと。
「大丈夫ですよ♡」
その根拠は?
(お話は聞いておりますから♡とは申せませんが♡)
「根拠はそうですね……わたくしは好いているユウタさんのマラがどの様な大きさでも形でもわたくしは絶対に愛するとお誓いしますから♡」
そこまで言ってくれるのなら……。
「はい♡それでは続きを致して宜しいのですね?」
うん。
17/40.<Hの前 – モビルスーツのパイロットの様なセリフ>
「それではわたくしマナリスまいります♡」
マナリスさんは急にモビルスーツに乗るパイロットの様な台詞を言うとタキシードパンツに手を掛け脱がしていく。
「あの♡ユウタさん♡モビルスーツに乗るパイロットとは一体何の事でしょうか?♡」
お、それが気になったのか。
「はい♡」
ならどこから説明しようか。
「モビルスーツとは操縦者が乗れる機動騎士の事でそのパイロットが戦場へ向けて発進する際に『○○、まいります!』などと言う決め台詞が有るんですよね」
これで伝わっただろうか……。
「伝わりました♡ご説明ありがとうございます♡」
伝わった様で何よりだ。
「それでは続きをいたしても宜しいでしょうか?♡」
うむ。
「それでは再開いたしますね♡」
うん。
18/40.<Hの前 – 下半身の脱衣再開>
マナリスさんは下半身の衣服を脱がせるのを再開し――。
「ふふ♡これが男性のペニスなのですね♡」
――ついに俺はおちんちんまでマナリスさんにさらけ出してしまった。
てかマナリスさんは男性の一物を見るのは初めてな様だ。
「はい♡わたくし処女ですから♡」
そ、そっか……。
女神なら見たい物は何でも見れそうなものだが。
「やはり見るなら好きな殿方のを見たいですから♡」
まぁ気持ちは分からんでもない。
「ふふ♡」
いくらナイスバディでも好きでもない人のはあんまりな。
「でしたらわたくしのは見たいという事ですか?」
そうだな。
「わたくしとっても嬉しいです♡どうぞご覧ください♡」
マナリスさんは正面に立つと体を見せてきた。
ちなみに俺は好きでもない人がいくら誘惑してきても抱かない自信が有る。
「でしたらこれからわたくしは愛してくださっているユウタさんに抱いていただけるという事ですか?」
そういう事だ。
「ありがとうございます♡」
マナリスさんは本当に嬉しそうにしていた。
19/40.<Hの前 – 謝罪>
しかし俺は……。
「でもすみません、マナリスさん」
マナリスさんに謝罪した。
「ユウタさん♡どうして謝罪したのですか?」
そりゃあもう。
「まさか女神であらせられるマナリスさんとこんな事になると思っておらず全くだらしないの体をお見せする事になってしまいま、真にすみません」
ただただ申し訳が無かった。
「ふふふ♡大丈夫ですよ♡」
マナリスさんはそうは言ってくれているが俺はひたすら心の中でマナリスさんに謝罪した。
マナリスさんに多少非の打ち所が有れば俺としても気楽なのだがマナリスさんは正真正銘最高の女神で女性なのだ。
「ユウタさん♡」
完璧な相手には俺も完璧で挑まなくちゃいけない。
しかし俺は正直マナリスさんに釣り合う様な男ではないのではないか?と凄く引け目を感じてしまっていた。
「わたくしが非の打ち所が無くて完璧だなんて♡わたくしだって自分の体がユウタさんに性的に興奮していただけるか不安だったのですよ?♡」
うむ。
「でもわたくしはユウタさんがどの様なお体でも受け入れるつもりでしたしユウタさんのお体は素敵ですからご安心ください♡」
そこまで言ってくれるかぁ。
しかし本当にそうかなぁ?
俺は用心深いし疑り深いからなぁ。
心理テストに何色の飲み物が飲みたいか?というものが有り俺は幼い頃から無色の透明を選んできた程だ。
その時俺が無色を選んだ訳は簡単。
俺は異物の混入を疑っているからだ。
その飲み物が透明だったら異物が混入していてもすぐに気づけるだろう?
まぁ要するに根拠が無ければ信じられないし疑ってしまって素直に受け取る事が出来ないのだ。
するとマナリスさんは――。
「ユウタさん♡大丈夫ですよ♡安心してください♡ユウタさんのお体はとっても殿方らしく魅力的ですよ♡」
――俺を優しく包み込む様に抱き締めてくれた。
しかしそうは言われても根拠が無いからなぁ。
てかマナリスさんのおっぱいが俺に当たっちゃってるけど大丈夫なのか!?
「ふふ♡大丈夫ですよ♡」
そうかぁ。
20/40.<Hの前 – 嘘を吐けない>
「ユウタさん♡知っていましたか?♡わたくしは嘘を吐けないのです♡」
嘘が吐けないタイプかぁ。
「ですからわたくしの言う事を安心して信じていただけませんか?♡」
んー。
「わたくしはわたくしが好いているユウタさんに元気を出していただきたいのです♡」
元気ねぇ。
「ユウタさん♡わたくしは一度も嘘を吐いた事が有りません♡」
おぉ。
「これで信じてくださいませんか?♡」
それなら信じられるかもしれない。
「ふふ♡なら良かったです♡」
俺は心の中のもやもやが解消されて元気が出てきたぞ!
「良かったですね♡」
よし!
「マナリスさん、愛しています」
俺は元気を取り戻した事で感情が高鳴り再び勃起しマナリスさんに思いを告げた。
「わたくしも愛しております♡」
マナリスさんもそう言ってくれるのは嬉しいなぁ。
「マナリスさんを抱き締めてもいいですか?」
俺は今無性にマナリスさんを抱き締めたかった。
「許可など要りません♡いつでもどこででもどの様な事でもお好きなだけなさってください♡」
これはフリーパスの様だ。
「そうです♡」
うむ。
21/40.<Hの前 – 全裸で抱き締め合う>
それじゃあ早速。
「はい♡」
俺はマナリスさんとお互いに全裸の状態でマナリスさんを抱き締めマナリスさんも抱き締め返してくれてお互いに抱き締め合った。
しかし俺はまたもやマナリスさんに――。
「マナリスさん私のが当たってしまい申し訳ございません……」
謝罪した。
俺のおちんちんはフル勃起しており全裸のマナリスさんに猛烈に当たってしまっていたのだ。
「大丈夫ですよ♡これは仕方の無い事ですしお互い様なのですから♡」
そう言ってくれると助かるよ。
「でしたら良かったです」
うん。
しかし問題が全て解決した訳ではない。
「それに私がマナリスさんの素肌に触れてしまっても良かったのですか?」
これも物凄く気になったので尋ねてみた。
というのも相手の素肌に触れるのは相手が嫌がれば間違い無く痴漢で犯罪であり現行犯逮捕ものだ。
「はい♡ユウタさんならわたくしの素肌に触れても宜しいですし何をなさっても宜しいのですよ♡」
それは凄いフリーパスだ。
「はい♡ですから当然ユウタさんならわたくしをお好きなだけどの様に抱いても宜しいのです♡」
しかし俺はマナリスさんのその優しさに甘えてしまっていいのだろうか。
「ユウタさんの心行くままにわたくしの素肌や体に触れてください♡わたくしに甘えてください♡」
うむ。
という訳で早速俺はマナリスさんを心行くままに満喫しようとぎゅっと抱き締めた。
「ユウタさん♡」
マナリスさんもぎゅっと抱き締め返してくれた。
マナリスさんの抱き心地は柔軟剤で洗ってふわふわになった新しくて上質なタオルを抱き締めるその何倍も幸せな気分だった。
「ふふ♡柔軟剤が何かは存じ上げませんがわたくしもユウタさんの抱き心地は何よりも一番ですしわたくしは今とても幸せですよ♡」
俺はタオルと比べちゃってましたすみません……。
「大丈夫ですよ♡でもいつか柔軟剤で洗ったタオルを抱き締めさせてくださいね♡」
おや、マナリスさんからリクエストらしいリクエストがきた。
「無理にとは申しませんから♡」
別に無理な事では無いのだが。この世界のルール的にはこの世界で柔軟剤も上質なタオルも発明する必要が有るって事なんだよなぁ……。
俺はマナリスさんのリクエストに応えるにはマナリスさんの中世の異世界で発明から始めなければいけない事にとほほとなってしまった。
「ふふ♡楽しみにしていますね♡」
マナリスに人生のお楽しみイベントが出来た。
「はい。楽しみにしていてください」
まぁ上質なタオルは素材と織り方次第だし柔軟剤は水とクエン酸とグリセリンが有れば作れる。
例えばクエン酸はレモンやオレンジといった柑橘類から採れるし天然のグリセリンはヤシ油やパーム油、大豆油といった植物油脂を加水分解すれば得られる。
要するに造り方は分かっているし後は素材次第という訳だ。
22/40.<Hの前 – ディープキス>
「ふふ♡さすがユウタさん♡それではユウタさん、今度はディープキスもしてくださいませんか?♡」
おお、いいのか?また興奮し勃起してきた。
(あら♡ふふ♡ユウタさんのがまた大きくなりましたね♡)
「分かりました。ではマナリスさんにディープキスしてあげますね」
俺とマナリスは全裸で抱き締め合いながら甘く優しくちゅっちゅっとキスから始めると徐々に情熱的にディープキスしていった。
23/40.<Hの前 – ベッド>
(次はベッドに乗ってお呼びするんでしたね♡もちろんユウタさんには前からしていただいて、たくさん頑張って皆に自慢出来るシーツを作りましょう……!!♡♡)
「ふふ♡ではユウタさん、続きはベッドでしましょう?♡――前から来てください、ユウタさん♡」
マナリスさんが自らベッドに乗り、仰向けに横になると俺の事を呼んでくれた。
ん!?!?次の事なんて俺は頭の中で一度でも考えたか?マナリスさんが俺の思考を覗けるのは分かってる。でもここまで具体的に分かるものなのか?
不思議に思いながらもとりあえず流れに合わせる事にする。
前からというのは正常位の事だろうか。もちろん俺はマナリスさんからのリクエストを了解した。
「マナリスさんが呼んでくれて嬉しいです。今行きますし、前からしますね」
嬉しいのは本当だ。
「ふふ♡はい、お待ちしておりますね♡前からお願いします♡楽しみです♡ユウタさん♡」
俺は誘ってくれたマナリスさんに応じる様にベッドに乗ると、マナリスさんに覆い被さった。
「綺麗ですよ、マナリスさん」
マナリスさんと目線を合わせ、見つめ合い、俺はついマナリスさんにキスしてしまう。
「嬉しいです、ユウタさん♡それでは、わたくしのおっぱいもおまんこもユウタさんの好きにしてくださいね♡」
えー、さすがに先回りされすぎじゃないか?いや……次ぎどうなるかぐらいマナリスさんなら分かるか……。女神様だもんね。地上の男女の営みなんてそれこそ何千何万と見てきてるはず。
「ふふ♡実はわたくしはそういうのは一度も見た事がないのです♡だってそういう秘め事を覗かれるのは一部の特殊な方を除いて誰でも嫌でしょうし、覗くのは失礼でしょう?♡」
そうだったのかぁ。じゃあ誰かから聞いたのかな。
「……」
それにはノーコメントなのかーい!!
「はい♡」
マナリスさんは笑顔でノーコメントを貫きそうだったので――。
24/40.<Hの前 – 愛撫>
「それでは私がマナリスさんを気持ち良くしてあげますね」
――俺は気を取り直して続きをしていこうとした。
「はい♡お願いしますね、ユウタさん♡」
気を取り直して俺はマナリスさんのお言葉に甘えマナリスさんの唇にたっぷりとキスしてから胸部を目指しながらキスしていき、そして辿り着いたマナリスさんの胸を愛撫していった。
「マナリスさんのおっぱいもとっても魅力的ですよ」
透き通る肌、ピンク色の乳首、大きなおっぱい、形も整っているというパーフェクトボディだ。
(ふふ♡⦅エロい⦆という事ですね♡)
「ふふ♡ユウタさん、性的に興奮してくださっていますか?♡――ふふ♡わたくしのおっぱいももうユウタさんのものなのですから、好きにご堪能くださいね♡」
「もちろんです。――マナリスさんがそう言ってくれて嬉しいです。はい、堪能しますね」
マナリスさんの両方のおっぱいを揉み、乳首の周辺にキスをしてから乳首を舐めては吸い、舌で転がして勃たせようとする。
「アッ……!♡ユウタさん……気持ち良いです……!!♡♡」
上目遣いでマナリスさんの表情を確認すると、マナリスさんが気持ち良さそうにしているのが見えた。
それじゃあ、意地悪しちゃおうかな……!
俺はマナリスさんの乳首を甘噛みしてみた。
「アッ……!!!♡♡♡気持ち良いです……!!!♡♡♡好きなだけしてください……!!!♡♡♡」
えー。そこは「やめてぇ!」とか言って嫌がってほしいんだよなぁ。
意地悪は相手が嫌がってくれてなんぼ。相手が喜んじゃうんじゃご褒美なんだよなぁ。
(ふふ♡だってわたくしが大好きで愛しているユウタさんがしてくれて嬉しくて気持ち良いんですもの……!♡)
もうやめだやめだ。たっぷり愛撫して十分に勃った事だし次へ行く!
マナリスさんの体にキスをしていきながらマナリスのおまんこを目指していく。
ついに陰毛のエリアに到達し、表面にキスをする。
「お股を開いて差し上げますね♡わたくしのおまんこもどうぞご堪能ください♡」
えー。マナリスさんってそういう先回りの才能があったの?
だいぶ衰弱してると思ってたんだけど、さすが女神様だなぁ。未来予知も出来るのか?
それにすっごく献身的だし、俺まで興奮してきちゃった。俺はさらにビクン!と勃起してしまう。
「マナリスさんのここもとっても魅力的で素敵ですよ」
マナリスさんのおまんこはすっごく美しくてエロかった。
「ふふ♡わたくしのおまんこももうユウタさんのものなのですから、こちらもご堪能くださいね♡たくさん可愛がってください♡」
そう言ってくれるのはとっても嬉しいんだけど、なんか俺誘導されてない?
マナリスさんは元から献身的な性格だったのだとしても、マナリスさんおこんなに仕込んだのは一体誰なんだよ!!
(クシュン!誰よ私の事言ってるのは!!――それにしても裕太は今頃マナリスの家で作戦会議中かしら?それとももう行っちゃったのかしら?行く前には必ずこっちに帰って来て準備するって言ってたけどね。ふふ♡マナリスも今頃私が一足先にオ・ト・ナの階段を登っちゃったもんだから、まだ処女のマナリスは焦って焼きもちを焼いてるんじゃないかしら?ふふふふ♡♡)
「分かりました。マナリスさんのおまんこも堪能しますし可愛がってあげますね」
俺はマナリスさんのおまんこに顔を埋め、音をさせながら表面をキスしては舐めては吸い、クリもキスしては舐めては吸い、クリの皮を剥いてあげて、クリを愛撫し勃たせてあげる。
おまんこの表面にたっぷり堪能した後、舌で割れ目を上下にカードキーをスライドする様に差し込んでこじ開け、今度はビラビラを両手の指を使って開き、中までいやらしい音を立てながら舌を入れては舐めては吸っていく。
「アッ……!♡ユウタさん……!!♡♡凄く気持ちが良いです……!!!♡♡♡」
マナリスさんのおまんこを指も使いたっぷりと濡れるまで、堪能する様に可愛がる様に愛撫した。
25/40.<Hの前 – 処女確認>
「ユウタさん、わたくしの処女の証を見てください……♡これでわたくしが処女である事を信じてくださいますか?♡」
マナリスさんは両手で奥までおまんこをクパァし、腰を浮かして覗きやすい様にしてくれた。
マナリスさんはどうして俺が疑ってるって事まで分かってて先回りして動いてるんだ?
エスパーか何かなのか???
「……」
これにもノーコメントなのかーい!!!
「本当にマナリスさん処女なんですね」
目視出来た事で確信する事が出来た。
確認も済んだ事だし、正常位の体勢に移行する。
「はい♡ふふ♡早くユウタさんのペニスをここに挿入してくださりませんか?♡」
26/40.<Hの前 – 避妊具>
いや、避妊具が無いじゃん。
「そんなの必要有りませんよ♡わたくしが魔法で創造する事も出来ますが、そんな事は絶対にしません♡そのまま挿入してくださいませんか?♡」
(わたくしの星なら避妊具なら革製のものや塗り物の薬草などがございますしアンといったお友達から譲(ゆず)り受けたりする事も可能でございますがそんな事は絶対にしません♡)
えー。てかこの世界には俺は衣裳以外持ち込めていないから、避妊具なんて当然持っていないのだ。
まぁ、処女のマナリスさんだって当然持っていないだろう。
てか女神ならなんとか出来るんじゃないかな!!!
だって、中に出しちゃったらまずいじゃんか……。
「ユウタさんはわたくしと子供を儲けたくないのですか?♡責任をお取りになりたくないのですか??♡♡」
アンさんみたいな事言ってるじゃん……。
「だってマナリスさんは女神ですよ?私ごときただの人間に、あ、この世界だとヒューマンか。ヒューマンとの間に子供なんて儲けたら後悔する事になっちゃいませんか?」
俺はマナリスさんの事を心配しているのだ。
普通の女だったらどう養っていくかまで考える事が出来るが、マナリスさんは女神様だ。俺にはマナリスさんをどう養っていったらいいのかもさっぱり分からないのだ!!!
「養うなどわたくしに特別な事はなさらなくて大丈夫です♡わたくしはただユウタさんにいつまでもわたくしの傍にいてくださるだけでいいのですよ♡こんな木偶の坊で自分の星もロクに管理できないわたくしにだって、愛しているユウタさんの為なら何だって出来ます♡」
「わたくしは好いており愛しているユウタさんとの子供が欲しいのです♡ユウタさんもわたくしと同じ気持ちなら、どうか心置きなくわたくしを抱いてください♡」
マナリスさんは嘘は吐いていないんだろう。俺だってマナリスさんと同じ気持ちだが。まぁ、俺はマナリスさんの事を幸せにすると誓ったんだ。やるさ、やってやるさ!!!
「ふふ♡」
「私もマナリスさんの事が大好きで愛していますし、マナリスさんと子供を作りたいです」
俺はマナリスさんに素直に思いを告げる。
「でしたら、ここに心置きなくユウタさんのペニスを挿入してくださり、わたくしの初めてをもらってください♡」
マナリスが片手でおまんこをクパァすると、もう片方の手で俺のいちもつに手を添え、自らの穴へ誘導していく。
「分かりました。私はマナリスさんを幸せにすると誓ったんです。ですから、覚悟を決めて私がマナリスさんの初めてを貰い受けますね」
俺は覚悟を決めた。
「はい、ユウタさん♡お願いします♡」
マナリスは何千年も前からこの時を待ちわびていた。
27/40.<H – 挿入>
「それでは挿(い)れますね」
俺は具体的にこれからする事をマナリスさんに告げ――。
「はい♡」
――マナリスさんの嬉しそうな表情と共に放たれた許可の言葉に安心しながら俺は正常位の体勢でフル勃起させているペニスをマナリスのおまんこの穴へと挿入し始め、処女膜にキスすると突き破り、そして奥まで差し込み最奥部にキスした。
「アッ……!!!♡♡♡」
マナリスさんが痛がっている。
「マナリスさん、大丈夫ですか?」
マナリスさんはただでさえ衰弱してるのに大丈夫なのだろうか。
「ふふ♡ヒリヒリと焼ける様な痛みがありますが、わたくしは大丈夫ですから安心してください♡ユウタさんがわたくしの体調まで気遣ってくださってわたくしはとっても嬉しいです♡」
大丈夫なら良かった。うんうん、俺はいつでもマナリスさんの体調を心配しているんだよ。
「ふふ♡この世界では女が男に純潔を捧げるというのは、その男女が結婚するという事なのですよ♡ですから、たった今からユウタさんはわたくしの夫で、わたくしはユウタさんの妻なのです……♡ふふふ、逃がしませんよ……?♡」
って、貞操観念重っ!!!日本も昔はそれくらい重い考えがあったとかなかったとかって印象だけど、えーーーー!?!?!?!?
俺はマナリスに両手を首の後ろに、両足を腰の裏に掛けられる様にしてだいしゅきホールドされ、アタァ!となった。
こういう女性程重いっていうのは間違いないのかもしれない。
まぁ、俺は別にマナリスさんを置いてどこかへ行くつもりはないのだ。いや、俺にはどうしても寿命という壁があるが。マナリスさんが傍にいてくれるだけで大丈夫と言ってくれているんだ。俺だってマナリスさんの為に勇気を出して覚悟を決めてベストを尽くすべきだろう。
(ふふ♡純潔と男女の結婚についてはわたくしを讃える聖教会でのルールなのですが♡ふふ♡ユウタさんにはあえて今は話さないでおきます♡)
(寿命の問題なら心配ありません……♡なぜならユウタさんがこれから戦う強敵達を全て屠る頃には、神域に片足を突っ込んでいるはずですから……♡)
「分かりました。その責任は取ります。私とマナリスさんはもう夫婦なんですね。それに俺はマナリスさんから逃げるつもりは有りませんよ?」
俺はマナリスさんを幸せにする!!!
「ふふ♡でしたらわたくしが今感じている痛みなど気にせず、心行くままにわたくしの体をご堪能ください♡」
いや、どうしても気にしちゃうんだけど……。
「わたくしのこの痛みは、わたくしがユウタさんと結ばれる事が出来た証なのです♡ですから、この痛みをわたくしの心と体に刻み込んでください♡」
28/40.<H – ピストン>
マナリスさんがそう言うのなら……。と思い俺はピストンを始めた。
「マナリスさんの中、とっても温かくて、私のが凄く締め付けられてとっても気持ちいいですよ」
ピストンしながら、マナリスさんを見つめながらそう言う。
「アッ……♡アッ……♡アッ……♡ふふ♡わたくしもユウタさんのペニスが温かくてとっても気持ちいいですよ……!♡」
マナリスさんが自らだいしゅきホールドしながら首を上げキスしてくれた。
(ユウタさんがわたくしの中で気持ち良くなってくださっていて、わたくしはとっても嬉しいです……!♡)
29/40.<H – 対面座位>
「次は向かい合ってしませんか?♡」
マナリスさんが対面座位をご所望だと……!?
「そうしましょうか」
マナリスさんが体を起こしてきて俺に抱き着いてきて俺とマナリスさんは対面座位に移行した。
「あの♡裕太さん♡わたくしは重くありませんか?」
マナリスは自分の体重が重いかどうかやユウタの負担になっていないかが気になり尋ねた。
ん~。
マナリスさんの体重は至って普通だし平気だな。
「なら良かったです♡」
「あっ……♡ユウタさん♡わたくしもこの体位が好きです♡」
も!?
一体誰の事だろう。
「何をとぼけていらっしゃるのですか♡ユウタさんの事ですよ♡」
どういう訳かマナリスさんは俺が好きな体位を御存じの様だ。
「ふふ♡」
マナリスさんが自らキスしてきて腰を振って頑張ってくれている。
んー。
マナリスさんが頑張ってくれているのは嬉しいのだが俺が動いて邪魔したくないんだよなぁ。
まぁマナリスさんに不公平感を与える訳にもいかないし俺もマナリスさんのペースに合わせて腰を振るとしようか。
「お気になさらないでください♡」
そうは言われてもなぁ。
という訳で俺は――。
「マナリスさん、大好きです」
――マナリスさんに夢中になりながらマナリスさんのペースに合わせて腰を振った。
「ん~♡わたくしもユウタさんの事が大好きです……!♡ん~~~♡」
俺とマナリスさんは対面座位を堪能した。
30/40.<H – 密着騎乗位>
「ふふ♡それではユウタさんが今度は横になってくださいませんか?♡」
おや、マナリスさんはついさっきまで処女だったはずなのに手順が手慣れ過ぎていないか……?
「わたくしは確かに処女でしたが足を引っ張ってしまわないようにと少々お勉強していただけの事ですのでご安心ください♡」
なるほど。
「マナリスさんは勉強熱心で素敵な女性ですね」
マナリスさんは女神としても申し分無いと思う。
特に他者に迷惑を掛けない為にっていうのが良い。
しっかし世の中には女神様の癖に全く勉強していない、いや、妙に金目の物と性知識には詳しいがそれ以外がてんで駄目な女神もいるくらいだからな。
もちろん名指しはしていないし俺はただ一般論を言っているだけであって断じて不敬罪には問われないはずだ!
「ふふ♡褒めてくださりありがとうございます♡」
マナリスさんは心の底から嬉しそうにしていた。
てか中世の性教育がどういうものなのかは興味が有るのだがな。
いや、女神だから天界に有るらしい神の学校で一通り学んだんだろうか。
「秘密です♡」
おや、マナリスさんにも秘密が有ったようだ。
「ふふ♡」
まぁ誰にも秘密の一つや二つは有るだろう。
話し辛いって意味でな。
「あら♡ユウタさんにも秘密が有るのですか?」
おやおや。
そんな質問俺にしちゃっていいのかな?
マナリスさんからの問いに透かさず俺は――。
「秘密です」
――同じ返事を繰り出した。
「秘密なのですね♡」
まぁ別に秘密なんて無いのだがな。
「ふふふ♡」
何やらマナリスさんは楽しそうにしていた。
いずれにせよマナリスさんがエスパーなのか知らないがめちゃくちゃ導いてくれるので俺は珍しく指示待ちモードに移行し――。
「それでは横になりますね」
――横になろうとしお伺いを立て――。
「はい♡」
――許可も貰った事で横になった。
まぁいずれにせよマナリスさんが提案してくれる事に俺が素直に従うのは別に構わない。
一番はマナリスさんに満足してもらう事だからな。
というのも俺はマナリスさんの希望を叶えたいのだ。
それに俺はマナリスさんの希望に沿えているならそれでいいと思っている。
俺の幸せは二の次という事だ。
「わたくしは自分だけが幸せになるなんて嫌ですしユウタさんを幸せにしたいと心から存じています♡ですからご一緒に幸せになりませんか?♡」
同感だ。
「ふふ♡それではご一緒に幸せになりましょう♡」
騎乗位に移行しマナリスは腰を振り出したので俺もマナリスさんのペースに合わせ腰を突き上げた。
「ユウタさんは動かなくても宜しいのですよ?♡」
いや、そういう訳にはいかないだろう。
それに一緒に幸せになろうと言い合ったじゃないか。
ならお互いに頑張ってお互いが気持ち良くならないとな。
「そうですね♡ユウタさんの優しさが感じられて嬉しいです♡」
マナリスさんには好印象だった様だ。
「ふふ♡それとユウタさん♡わたくしの体のお好きなところをお触りいただいて宜しいんですよ?♡」
なら好きに触らせてもらうとしようか。
俺はマナリスさんのおっぱいを揉んだり、乳首を摘まんだり、体を撫でたり、両手を繋いだりしながら騎乗位を楽しんだ。
「気持ち良いですよ、マナリスさん。良い眺めです」
俺はマナリスさんが頑張ってくれている姿を見て楽しんだ。
「わたくしも先程ユウタさんが頑張ってらした時とっても良い眺めでしたよ♡」
そう言われると恥ずかしいなぁ。
31/40.<H – 密着騎乗位>
「ふふ♡――それではユウタさん、わたくしがユウタさんに跨って繋がったまま今度はユウタさんのお体に密着してもいいですか?」
おや、今度は密着騎乗位がしたいって事か?
「はい♡」
俺はもちろん構わないが。
マナリスさんはそれも知っていたのだな。
「はい♡それでは失礼いたしますね♡ユウタさん♡」
マナリスさんが俺の表面に体を密着してきてキスしてきた。
「あの、わたくしは重くありませんか?」
しばらくキスしてから尋ねてきた。
マナリスさんはやはり体重を気にしている様だ。
しかし全く問題は無かった。
「大丈夫ですよ」
マナリスさんは両膝からある程度体重を逃がしてくれていたのだ。
ちなみにどこぞの女神様は俺に全乗っかりだったのだが。
「ふふ♡なら良かったです♡それではユウタさん♡しばらくこの体位で楽しみましょう?♡」
もちろん俺も賛成だ。
「ふふ♡」
という訳で俺はマナリスさんの体重を預かりながら突き上げマナリスさんのお尻や腰に手を添えながらの腰振りやマナリスさんとキスをする密着騎乗位も満喫した。
そしてマナリスさんが――。
「大好きです♡愛しています、ユウタさん♡」
――腰を振りながら再び自ら濃厚なディープキスをしてきた。
「私も大好きですし愛していますよ、マナリスさん」
俺もそれに応じマナリスさんに本心を告げた。
32/40.<H – 後背位>
「ふふ♡でしたら今度は後ろから突いてきてください♡おいでなさって、ユウタさん♡」
マナリスさんが自ら俺にお尻を向けて突き上げおまんこをくぱぁし求めてきた。
それにしても悪い子だ。
マナリスさんはこんな事を一体どこで覚えたんだ?
「ふふ♡わたくしの誘惑がユウタさんの心に届いていませんか?♡」
マナリスさんの誘惑は甘美だった。
めちゃくちゃ届いているぞ。
「ふふ♡でしたら後ろからもわたくしを可愛がってください♡」
マナリスさんはもっとお尻を突き上げくぱぁしその膣内が愛液でたっぷりと濡れ膣肉がひくひくとしているのが丸見えになっていた。
「マナリスさん……!」
俺は堪らずマナリスさんの誘いに応じ――。
「ユウタさん♡どうぞ♡お好きに動いてください♡」
――マナリスさんの後ろから挿入しマナリスさんのお言葉に甘える様にピストンを始めた。
「あっ……♡あっ……♡あっ……♡」
俺はマナリスさんの腰を掴んだり、キスしたり、背中にキスしたり、おっぱいを揉んだり、乳首を摘まんだり、お尻を撫でたりしながら一心不乱にがんがんと突いた。
そしてマナリスさんも俺の突きに応じてお尻を突き出してきた。
(ユウタさんがわたくしの体を堪能してくださっている様でわたくしはとっても嬉しいです……!♡)
かくして俺とマナリスさんは後背位も十分に堪能した。
33/40.<H – 正常位>
そしてマナリスさんは――。
「ユウタさん、最後は正常位でいたしませんか?♡」
――正常位の提案をしてきた。
この俺の思考を全て読み切っているかの様なマナリスさんのリードに俺は――。
「そうしましょう」
――ただただ従ってしまっていた。
「ユウタさん、わたくしのおまんこに再びユウタさんのペニスを挿入なさってください♡」
マナリスさんは正常位の体勢でおまんこをくぱぁし俺を誘ってきた。
んー。
マジでマナリスさんそれをどこで覚えたの!?
非常にエロい仕草に俺の興奮は抑えきれなくなっておりマナリスさんの誘惑に篭絡し切っていた俺は――。
「マナリスさん……!大好きです……!」
――抗えずあっという間にフル勃起しているペニスをマナリスさんのくぱぁとされたおまんこに挿入してしまった。
「わたくしも大好きです……♡愛しい旦那様……♡」
マナリスさんは俺が挿入するとだいしゅきホールドで応じてきた。
「あっ……♡あっ……♡あっ……♡」
俺とマナリスさんはお互いに愛を伝え合う様に求め合う様に激しく正常位をしている。
そしてマナリスさんも自らキスしてきている。
しかしどうしよう……!抜けない……!
俺はマナリスさんに既にがっちりとだいしゅきホールドされておりもはや自力で抜けそうにはなかった。
「ユウタさんご安心ください♡そのまま中に出していいのですよ♡」
いやいや、安心出来ないって!
やっぱりまずくないか。
「せっかく子宮も下りてきているのです♡わたくしには分かるんです♡」
まぁ確かに俺が突く度に俺のがマナリスさんの子宮口にキスしている。
しかしいやいや、子宮が下りてきてる云々は安心出来る事の理由にはなってないんじゃないか!?
「ユウタさんは本当にお優しいです♡ご自分ではなくわたくしを気遣って遠慮なさっているのですよね♡」
まぁ遠慮しているのはそうだな。
34/40.<H – 射精>
「ユウタさん♡わたくしの夫になって妻であるわたくしを愛してくださるのであれば♡わたくしと子供を儲けたいと思ってくださっているのでしたら♡心置きなくユウタさんの精子をわたくしのおまんこの奥にたくさん出してください♡」
くどい様だが俺は――。
「マナリスさん本当に良いんですね?もう後戻りは出来ませんよ?」
――もう一回尋ねた。
最終確認だ。
「はい!♡わたくしは後戻りなどしません!♡」
よし、分かった。
「私はマナリスさんを愛しています」
マナリスさんに愛を告げた。
「嬉しいです♡わたくしもユウタさんを愛しています♡」
マナリスも本心だった。
「それに私はマナリスさんの夫でマナリスさんは私の妻です」
マナリスさんと夫婦になる事も骨の髄まで腹を括った。
「はい♡わたくしはユウタさんの妻でユウタさんはわたくしの夫です♡」
マナリスもその覚悟はとっくに出来ていた。
「そしてもちろん責任はちゃんと取ります」
俺は腹を括っていた。
「はい♡責任を一緒に取りましょうね♡」
お、「一緒に」っていうのはなんか良いな。
「はい♡わたくしもそう思います♡」
マナリスさんも同感の様だ。
「マナリスさん、私と一緒に子供を作りましょう」
責任を取ると言ったらもうこれだろう。
まぁマナリスさんを一生大切にするという意味も有るのだが。
「はい♡一緒に子供を作りましょうね♡」
という訳で俺はそのOKも貰った。
「俺の精子をマナリスさんのおまんこの奥にたくさん出してあげますね」
俺はゴールを目指し激しくラストスパートを掛けた。
「はい!♡ユウタさんの精子を、精液をわたくしのおまんこの奥で子宮目掛けてたくさん中に出してください!♡」
俺もマナリスさんも絶頂に近づいていった。
そしてついに俺は――。
「マナリスさん!で、出る!」
絶頂しマナリスさんのおまんこの最奥へ子宮口にキスする様に俺のペニスを突き刺すと大量に精子をどびゅびゅびゅ!と中出しし――。
「ユウタさん!♡わたくしもいきます!♡」
――それと同時にマナリスさんも俺をだいしゅきホールドしながら俺が絶頂したタイミングでいき俺の精子をおまんこの最奥で受け止めた。
かくして俺とマナリスさんの初夜は幕を閉じた。
35/40.<Hの後 – シーツ>
そして俺はベッドのシーツに汚れを見つけてしまった。
「うわ……!マナリスさん……!シーツに血やら精液やらがこんなに……!すみません……!」
俺はマナリスさんのベッドのシーツを汚してしまい物凄く申し訳無くて謝罪した。
まぁその大半はマナリスさんの愛液なのだが。
(あらまぁ♡こんなに血がたくさん♡頑張った甲斐がありました♡)
「ユウタさん♡お気になさらないでください♡血はわたくしのものですし精液もユウタさんがわたくしを孕ませようとおまんこに中出ししてくださったものなのですから宜しいのですし仕方の無い事なのですよ?♡」
孕ませようとって言い方が……!
「それにむしろこれはわたくしのおまんこから溢れ出てきてしまったものなのですから♡わたくしがいけないのです♡」
マナリスさんがそうは言っても……。
「私が弁償出来ればしたいです……」
これは弁償もんなんだよなぁ……。
少なくとも他人の家で他人の所有物を汚してしまったのだし。
「ユウタさん!♡わたくし達は他人ではありませんよ?♡もう夫婦なのですから!♡お気になさらないでください!♡」
それなら大丈夫かぁ……とはならないと思うんだよなぁ……。
「わたくしはそんなお優しいユウタさんが大好きなのです♡」
マナリスさんが俺を抱き締めてきた。
「それに実はこれはわたくしの世界では縁起物なのですよ?♡考えてもみてください♡この文明レベルが中世の世界でわたくし達が夫婦だと言い張ってもそれを誰が証明出来ますか?♡そんな時にこのわたくしの血とユウタさんの精液が付着したシーツが役に立つのです♡これが有る事でわたくし達は夫婦であると証明出来るのですよ♡」
へぇ。
言われてみればそうか……って納得させられそうになってしまったがしかし弁償はしなくちゃいけない気が……。
36/40.<Hの後 – 誓い>
「それではユウタさん♡弁償ではなく責任をお取りになるというのはいかがでございますか?♡わたくしはユウタさんに処女を捧げ純潔の血を流したのでございます♡ですからわたくしはそのユウタさんにはこれからはわたくしの夫として頑張っていただきたいのでございます♡」
俺は今マナリス・メンタルクリニックで認知行動療法を受けたかの様に「弁償」という意識が「夫として頑張る」という様に物の受け取り方を最適化されてしまった。
もしかしたらマナリスさんにはカウンセラーの才能が有るのかもしれない。
「ふふ♡わたくしは伊達に人々の苦しみに耳を傾けてきた訳ではございませんよ?♡」
なるほど。
まぁ夫として頑張るという事なら俺でも出来るかもしれない。
弁償だとアウトだ。
俺はこの世界のお金を1銭も持っていないのだから……!
「分かりました。そのシーツに誓ってマナリスさんの夫として頑張らせてください!」
俺はこの台詞を「よくぞ思い付いた!」と思っている。
特に「シーツに誓って」のくだりがだ。
「大変嬉しく存じます♡このシーツにお誓いいただけました様にわたくしの夫としてこれから頑張ってくださいね♡わたくしもユウタさんの妻として全身全霊を以(も)って尽くしてまいります故(ゆえ)♡」
マナリスさんはとても幸せそうに笑顔だしとりあえず乗り切ったという事でいいか。
元いた世界では壊した時点で弁償だからな。
まぁ保険が使える場合が有るが間違い無いのはこの世界に保険が有るかどうかは知らないが俺はこの世界の保険に加入していないのでこの世界で弁償する事になればそれは即ち全額弁償だ。
それも女神様の所有物だ。
どんな高価な素材が使われているか分からんぞ。
肌触りの感じだとそれなりだと思うしな。
「精霊の加護が掛けられているのです」とかだったら俺が新品を持って精霊に加護を貰いに行かなければならない。
いずれにしても洒落にならんぞ!
37/40.<Hの後 – 思考覗き>
「ふふ♡ユウタさんの思考は面白く存じます♡そしていつまでも覗いていられそうでございます♡ふふ♡それにこれ程に知的なユウタさんなら本当にわたくしの星を救ってくだされると存じられてわたくしはとても安心出来て嬉しいのでございます♡」
マナリスさんが嬉しいのは大変結構だがアンといいマナリスさんといい女神の力はやば過ぎる。
普通相手の思考なんて覗けないぞ!
もし相手の思考を覗く事が出来れば俺はたった1年で世界一の億万長者になれる自信が有る。
でも1年は掛かり過ぎじゃないかって?
そんな事は無い。
世界1位になるには20兆円は財産をこさえなければならないのだ。
それもその大半は株式資産だ。
つまり会社の時価総額をその辺りまで持っていかないといけないのだ。
いくら人の脳内のトップシークレットにアクセス出来るとしてもそれは対面でなければアクセス出来ないしその為の人脈作りが必要だったりそもそも事業というのは商品やサービスを売ってこそだし商品やサービスを作ってから売れるまでの時間も有ったりと色々と難しいのだ。
まぁ短期間で頭角を現せばインサイダー取引の疑いを掛けられたりするだろうし「成功した訳」を調べられるだろうがそこは学歴とこれまでの活動とその他の要素で天才キャラを演じれば疑われる事も無いだろう。
もっと言えば多額の献金と寄付で恩を売りまくり露出を控えればいい。
知られなければ批判の対象にすらならないのだ。
まぁいずれにせよ相手が今欲しい物が何なのかが分かるというのはそれだけでチートクラスの能力だ。
いんちき占い師が本物の占い師として頭角を現す事だって出来るのだ。
まぁいずれにせよ俺は別にマナリスさんがその能力を俺に使ってきたって構わない。
それを使わざるを得ない程この星の現地の連中に困らされてきたという事なのだろうからな。
「私だってその能力が使えたら愛しているマナリスさんの思考を覗きたいですよ」
んー。
本音とか知らない方が幸せだった事とかってたくさん有りそうなものだけどなぁ。
「ふふ♡その時はぜひわたくしにお使いになってくださいね?♡ユウタさんへの愛で満たされているこのわたくしの思考をお覗きになりましたらきっとユウタさんもご安心いただけるはずでございます♡」
俺はとりあえず何も考えずにマナリスさんを抱き締め返した。
かくしてベッドのシーツの汚れの件はお咎めなし無しとなった。
38/40.<Hの後 – お掃除フェラチオ>
そしてマナリスさんが口を開いた。
「ふふ♡ユウタさん♡先程から言うタイミングを見計らっていたのでございますがわたくしの血液と愛液とユウタさんの精液でべとべとなユウタさんのペニスをわたくしがお掃除フェラチオして差し上げましょうか?♡」
それは大変嬉しいけど女神様にそんな事をさせちゃって良いのかなぁ……。
「ふふ♡宜しいのでございますよ♡わたくし達はもう夫婦なのですから♡夫のマラをお掃除するのは妻として当然の事なのでございます故(ゆえ)♡」
するとマナリスさんが俺の股間の前に移動し――。
「ユウタさん♡わたくしのお口でも気持ち良くなってくださいね♡ちゅっ♡」
――俺のペニスの先端にちゅっとキスすると舌を使って咥えては舐め始めた。
そして手を使って俺のペニスをしこしこと扱(しご)きながらいやらしい音を立てながらお掃除フェラしている。
「マナリスさん……!気持ち良いです……!」
俺はフル勃起しておりマナリスさんは咥えながら首を上下に動かしている。
「これ程にユウタさんがマラをお勃(た)たせになりこれ程にわたくしのお口で気持ち良くなってくださっていてわたくしは大変嬉しく存じます……!♡」
マナリスさんはお掃除フェラしながらもぱふぱふと言いながらも返事をしてくれている。
「マナリスさん……!もう出そうかもしれません……!」
俺は出そうになってしまっていた。
「ユウタさん♡わたくしのお口まんこにもぜひ精子をお出しになってください♡」
えー良いのかなぁ。
「もちろんでございます!♡わたくしは愛しい夫の精液が飲みたいのでございます……!♡どうか飲ませてください……!♡」
そこまで言うんだったら……。
「マナリスさん、もう我慢出来ません!出ます!」
「左様でございますか!♡わたくしのお口まんこの中にユウタさんのお情けをたくさん出してください!♡」
俺は再びどびゅびゅびゅびゅ!と射精してしまった。
するとマナリスさんは俺が射精した精液を吸い取り――。
「こんなにたくさん出してくださりありがとうございます♡」
――口内を見せてくれるとごくりと飲み干してしまった。
「御馳走様でした♡美味でございました♡」
マナリスさんはとても嬉しそうにしていた。
「見てください♡これで信じてくださいますか?♡」
マナリスさんは喉が見えるまで口を開けて見せてくれた。
しかしマナリスさんはおまんこをくぱぁする時にしても丁寧に奥まで見せてくるのだ。
俺はマナリスさんは頑張り屋さんだなぁと思ったのだった。
「はい、信じていますよ。ありがとうございます、マナリスさん」
俺は今夫モードなのでとりあえず何も考えずに素直にマナリスさんに微笑んだ。
「いえいえ♡どういたしまして♡ユウタさん♡またしてほしくなりましたらいつでもおっしゃってくださいね♡」
本当に良いのかなぁとか野暮な事はもう言わない。
「宜しいのでございます♡」などと言ってきそうだからだ。
「左様でございます♡わたくしの事をよく存じ上げておりますね♡」
やはりそうだった。
39/40.<Hの後 – 手と口をお掃除>
しかし俺はマナリスさんに腕枕をしてあげてピロートークもしたいしキスとかもしたいんだけどなぁ。
(もちろん存じ上げておりますよ♡)
「直ちに手と口をお掃除いたしますね♡」
突然マナリスさんがアンがしていた様に自分の手や口にお掃除魔法を掛け始めた。
(アンから手順など詳細は聞いているのでございます♡)
「これでユウタさんとお手を繋いだりお口を近付けたり口付けいたしても平気でございますね♡」
お、おう……。
マナリスさんは凄く気が利く優しくて癒し系の女性という印象だ。
「癒し系だなんて♡ありがとうございます♡」
俺が言うまでも無くしてくれるのは非常にっていうか本当に助かる。
手間が省けるのはもちろんの事相手に言うのは恥ずかしいし遠慮してしまう様な内容だからな。
そういう気苦労が無いのも好ポイントだ。
「ぜひご確認ください♡」
マナリスが両手を差し出し口を近づけてきて開けると中を見せてきたので俺はマナリスの両手を優しく撫でる様にして確認し口内も覗き見た。
「ユウタさん、息を吐いてみても宜しいでしょうか?」
マナリスさんは俺に口臭を確認してほしいのだろう。
「はい。お願いします」
ちょっと楽しみだ。
「承知しました♡それでは♡――はぁ~♡」
するとマナリスさんは息を吐き掛けてきた。
「わたくしの口臭も大丈夫でしょうか?」
(食道には結界を張っておりますし大丈夫なはずでございます♡)
はい、大丈夫ですよ。
むしろ良い香りがしました。
「でしたら嬉しく存じます♡」
マナリスさんが満面の笑みで言ってきた。
俺もマナリスさんが笑顔になってくれて良かった。
「ふふ♡」
かくして俺はマナリスさんにお掃除フェラをしてもらったのだった。
40/40.<Hの後 – ピロートーク>
そして俺はマナリスさんに腕枕をしてあげてピロートークを始めた。
そしてマナリスさんは自ら俺に密着し首の裏に手を回している。
「はぁ……はぁ……気持ち良かったですよ、マナリスさん」
俺は息切れしてしまった。
多分魔素中毒も有るんじゃないかと思った。
「はぁ……♡はぁ……♡わたくしも気持ち良かったのでございます……♡ユウタさん……♡」
マナリスさんの息切れは体が弱っているからなのではないかと思う。
っていうか体が弱っているマナリスさんにこんな事しちゃって大丈夫なのか……?
「ふふ♡大丈夫ですよ♡わたくし♡ユウタさんと出会えて元気が出たのでございます♡それは多分わたくしが今幸せが故(ゆえ)であると存じます♡」
そういうものなのか……?
「はい、そういうものなのです♡」
そっかぁ……なら良かった。
「私もマナリスさんと出会えて幸せですよ。愛しています、マナリスさん」
俺はマナリスさんを見つめてそう言った。
「わたくしもユウタさんと出会えて幸せでございます♡愛しております♡ユウタさん♡」
マナリスさんも俺を見つめてそう言ってくれると甘くキスしてくれた。
(ふふ♡わたくしには相手の本音が分かるのでございます♡ユウタさんが本当にわたくしの事を愛してくださっていてわたくしは今とっても幸せなのでございます♡――)
(――それに……♡ふふ♡アン、これでわたくしも大人の階段を登りましたよ?♡ふふ♡でもごめんなさい♡お相手は何を隠そう、アンの勇者様でもあられるユウタさんなのでございます♡)
かくして俺とマナリスさんの初夜は幕を閉じた。
後書き
主人公が燃え尽き症候群の訳はその全貌を異世界に行ってから明らかにするとします!
ちなみにマナリスさんの「頑張りませんか?」という発言が「頑張ってみませんか?」ではなかったのはある種の黒笑的な圧力です(笑)
そしてマナリスさんは一人称「私」と敬語をご所望なのですが心が読めるので主人公が口に出す前に返事をしてしまい結果的にそれなりの部分が主人公の素との会話になってしまっています(笑)