[R18] 滅亡した銀河帝国のイケメン聖人皇子、凄惨な目に遭う – 1章 1節 1話*女帝アナトリア

前書き

執筆中

青年男性向け – ハード – R18

第1節 女帝アナトリア(第1章 銀河帝国の滅亡)

第 1 / 1 話

約 1,500 字 – 2 場面 (各平均 約 750 字)

1/2. 私は「」

私はリヒト。聖リヒト銀河帝国の皇子です。

そして私は今宮殿の玉座の間にいます。

もちろん好きでここにいる訳ではありません。

もう駄目ですね……。

リヒトがいる場所まで無情にも銃声が近付いてきていた。

帝国軍と親衛隊が戦ってくれていますが連合軍がこの玉座の間に到達するのも時間の問題でしょう。

*帝国軍の残存兵力の大部分と貴族軍は既に降伏していて首都星は帝国軍の有志と宮廷親衛隊が防衛に当たっているのだが連合軍の圧倒的な兵力の前にはもはや悪あがきだった。*

しかしどうしてこうなってしまったのでしょうか……。

リヒトは自問自答したが答えは明白だった。

2/2.「まもなく『』が突入してきます」

「リヒト殿下、まもなく連合軍が突入してきます。逃亡やご乱心などなさらぬ様お願いします」

隣にいる宰相のゲルハルトがリヒトに釘を刺した。

「分かっています」

リヒトは既に諦めていたし逃亡も乱心もするつもりは無かった。

ゲルハルト……。

リヒトはゲルハルトが「陛下」と呼んでくれない事からも忠誠心が無い事に気付いていた。

そしてゲルハルトが保身の為に自分を利用しようとしている事にも気付いていた。

*リヒトは皇子であるが皇帝亡き後後継ぎを狙う皇子達による内戦が起こり結局全員死んだのだが有力者達や諸外国が戦後を見据え戦後処理に使いやすいリヒトを皇帝に指名しそれゆえ皇帝に選ばれ簡易的に即位していた。*

*というのもリヒトは類まれなる容姿と頭脳と人格を持ち聖人の「リヒト」という名を与えられ国内外から好かれていてそれゆえ帝国の印象を良くする為の都合の良い駒として扱われていたし本人もその事は分かっていて公務に当たっていた。*

-続きは執筆中-

後書き

リヒトが可哀想です……(泣)