[R18] 優しく俺様系で女が好きな天才新社会人、異世界を救う (JP) – 1章 3節 24話*(R18) 幼馴染の女神 – 初夜
目次
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青年男性向け – ソフト – R18
第3節 幼馴染 (第1章 勇者の村)
第 24 / 26 話
約 22,600 字 – 46 場面 (各平均 約 490 字)
1/46.「初めまして」
俺が幼馴染の優美華と出会ったのは新居に引っ越した際に近所に挨拶回りをしていた時だろう。
「初めまして」
「こちらこそ初めまして」
「お名前は何ですか?」
「『大澤 裕太』って言います」
「私は下の名前が『優美華』って言います。ぜひ『優美華』と呼んでください」
「ご丁寧にありがとうございます。優美華さん、宜しくお願いします」
「はい!宜しくお願いします!」
俺は幼稚園時代から大人同士の会話に聞き耳を立てて敬語を学んでいたからあの年頃にはめずらしく敬語を使えていたと思うのだが優美華も優美華で丁寧だった覚えが有る。
「あら裕太君のお母さん」
「どうも~優美華ちゃんのお母さん」
「優美華も裕太君のお母さんと裕太君に挨拶しましょう?」
「はい、ママ。――裕太君のお母さん、裕太君♡おはようございます♡」
優美華は母親が言った事に素直に従い裕太の母親、裕太の順にお辞儀して挨拶した。
幼稚園に行く為のバスを待っていたあの時に挨拶してくれた優美華が妙に色気を帯(お)びていたと感じたのは俺だけだろうか。
そして俺は優美華と共に最寄りの小学校に入学したが何と1年生から6年生まで同じクラスだった。
凄いだろう?
教員の気遣いなのか親がそうなる様に申し出たのかは知らないが何らかのパワーを感じたね。
2/46.「ほっぺに『』して良い?」
「裕太君ほっぺにキスして良い?」
「良いよ」
「じゃあ裕太君♡チュッ♡」
俺は家ではよく優美華に気持ちが高鳴った時にほっぺにキスをされていたがその意味はよく分からなかったものの悪い気はしていなかった。
「裕太君もキスして良いよ♡」
「でもやり方が分からなくて」
「ほっぺにチュッってするの♡こうやって♡」
「僕が優美華ちゃんにそんな事して良いの?」
「もちろん♡」
「ならするね」
「うん♡」
俺も俺で優美華に求められればほっぺにキスをしていたのを覚えている。
「ありがとう♡」
それにどうして感謝されていたのかもあの時の俺にはよく分からなかった
てかこれどう考えても「リア充爆発しろ」案件だろ。
3/46.「今日の給食は『』だって」
「裕太君♡今日の給食はカレーだって。楽しみだね」
もちろんクラスではよく優美華が俺に話し掛けに来てくれた。
「うん。楽しみだよ」
カレーの日は本当にテンションが上がったものだ。
しかし教室でよく仲良く話して一緒に帰宅していればどうしても噂されてしまうものなのだろう。
「付き合ってるの?ヒューヒュー!」
「いや、付き合ってはない」
「嘘吐け!ヒューヒュー!」
俺はこの時証拠の大切さと証明の難しさと人は信じたい事を信じるという事を思い知らされたものだ。
「ねぇ、大澤君と付き合ってるって本当?」
「付き合ってないよ?」
(まだね)
「嘘バレバレだよ。絶対付き合ってるでしょ」
「本当に付き合ってないよ?」
当然の事ながら優美華も質問攻めされる様になってしまった。
4/46.「『』だからって調子に乗り過ぎなんじゃないの?」
そして――。
「裕太君と幼馴染だからって調子に乗り過ぎなんじゃないの?」
優美華は裕太の幼馴染という立場を利用して調子に乗っているのではないかと疑われていた。
「調子に乗ってないよ」
「そうやっていっつも否定ばっかりして。どうせ勉強出来るからってあたし達の事馬鹿にしてて騙せると思ってるんでしょ?」
「そうよそうよ」
「私みんなを馬鹿にしてないし騙そうとも思ってないよ?」
「嘘吐くなよブス!」
ついには優美華へのイジメも始まってしまった。
そしてイジメっ子達の理由が聞けたしついに一線を超えたと思った俺は――。
「君達、そこで何をしているの?」
――イジメっ子達に話し掛けた。
「裕太君……!これは違うの……!優美華が最近調子に乗ってるから問い詰めてたのよ……!」
「優美華は俺の幼馴染だからイジメないでやってくれよ」
「これはイジメじゃない……!」
「ブス呼ばわりはイジメだぞ。相手が嫌がる事を言ってるんだからな。イジメは嫌がらせだ」
「で、でも……!」
「で、いずれにせよ優美華がいなくなったら俺の話し相手がいなくなっちゃうし俺が見てる限り普通に生きてるだけで調子に乗ってる様子は見当たらないぞ」
「それは大澤君がいる時だけ良い子のフリしてるだけだよ……!」
「それはどうだろうなぁ。あと優美華が勉強出来るのはシンプルに『物知り』だからだぞ。でも体育とか算数とか作文とか暗記が通じないやつがボロボロなのは分かるだろ?」
「それは確かにそうだけど……」
「まぁあともしお嬢様の優美華が将来エリートとか芸能人とかもっとお金持ちになるかもしれないって考えたら今の内に仲良くしといた方が良いと思わないか?」
「コイツが芸能人って……有り得ないし」
「有り得るぞ。よく見ろ。俺的にはこの見てくれで物知りな優美華が一番なりやすいのはクイズタレントだと睨(にら)んでるが。それに大人になってパワーバランスが大差付いてから復讐されたり『昔私イジメられてたんです』だなんて暴露されたら犯人探しが始まって地獄だぞ?」
子供でも損得勘定は出来るしイジメっ子程その傾向は強いだろうしな。上に甘くて下に厳しいのとかまさにそれだ。
もちろん「記憶力が良い」とか「暗記が得意」とかだとヘイトを買いかねない為マイルドに「物知り」としておいた。
「……もう行くよ……」
「うん……」
「言い過ぎた……ごめん……」
分かってくれたのならよろしい。
ほんとこういう時の為に学級委員長としてクラスのみんなとある程度交流をしておいて良かったと思う。
それに「こんな奴が芸能人になる訳ねーだろ!」なんて突っ張られなくて良かった良かった。
5/46.「『』てくれてありがとう♡」
「裕太君♡助けてくれてありがとう♡」
「どういたしまして。でも優美華は頭が良いし美人だしお金も持ってるし性格も良いからこれから本当に気を付けないといけないよ?ただでさえ『俺と付き合ってる』って噂まで流れているんだからね」
学校とは他人の集まりだし家族や友人ならまだしもで共同生活はこれだから大変だ。
「裕太君が私の事褒めてくれて嬉しいな♡エヘヘ♡」
「いや、俺は今だいぶ真剣に忠告しているんだけどな……そういう余裕っぷりも『調子に乗ってる』って思われる原因になってしまっているのかもしれないよ」
「きっとそうなんだと思う。でも私友達もたくさん出来たし気を付けはするけど自分を変えるつもりは無いよ?」
自分を変えるつもりは無いとは……それは大層なこって。
「でも裕太君には絶対に迷惑を掛けたくないから学校で裕太君と接する時はもっと気を付けるね」
「そうしてくれると助かるよ」
確か学校で触ったりだとかのスキンシップが無くなったのはこの頃か。
下校する時も男子同士、女子同士になった。
だが帰宅したとたん相変わらずお互いの家を行き来してお菓子を食べたりテレビを観たり映画を観たりゲームをしたりしてもちろんスキンシップも全て解禁されてほっぺにキスやらもし合っていたのは言わずもがな、だ。
6/46.「今度のレク、女子は『』やりたい!」
そして俺は念の為に先生に言って優美華を副学級委員長にした。
女子の優美華に女子の事を任せたという感じだ。
イジメを防ぐ方法の1つがイジメられる可能性の有る生徒に権力と地位を与える事だからな。
「優美華ちゃん!今度のレク、女子はお絵かき伝言ゲームやりたい!」
「面白そうね」
「私はジェスチャーゲームが良いなぁ」
「良いね」
「わかる!」
「千羽鶴(せんばづる)折るのは?」
「私折り紙苦手なんだよなぁ……」
「あと1時間じゃ終わらなそう」
「だよね!だよね!」
「今度みんなで多数決で決めようね」
「ハーイ!」
妙に大人びている優美華は副学級委員長に向いていた。上々(じょうじょう)だ。
7/46.「二番目に大きい『』はどれ?」
それに俺は優美華のクイズタレントルートが現実味を帯びる様にゴールデンのクイズ番組で出た問題を学校でよく暇潰(つぶ)しで出している。
「日本で一番面積が大きい都道府県は北海道ですが、二番目に大きい都道府県はどれ?」
「うわ、マジかよ。二番目系か」
「埼玉……?」
「意外と九州じゃね?」
「――分かんね!答え教えてくれよ!」
「私も分かんない」
「優美華は面積が二番目に大きい都道府県はどれだと思う?」
「岩手県だよね」
「正解!」
「マジかよ……!」
「凄いね優美華ちゃん!」
「ありがとう!でも偶然知ってただけだよ」
そんな訳で優美華のクイズタレントルートも上々だ。
知識系のゲームはちゃんと勉強している感が有るから先生からのウケも良い。
ちなみに俺は優美華が芸能人になりたいなら本当にクイズタレントとして押そうと思っている。
でもそんな事になったら優美華は俺の手の届かないところに行っちゃうんだよな……と悲しくなったね。
「私はずっと裕太君の側(そば)にいるよ?」
「う、うん……」
幼馴染は俺の機微の変化にも気付きやすい様だ。
8/46.「『』強過ぎ!」
そしてもちろん記憶力の良い優美華は神経衰弱やババ抜きといったトランプゲームで無双した。
「優美華ちゃん強過ぎ!」
「全然勝てる気がしねぇ……」
「優美華はこの手のゲーム最強だからね」
「全然そうでもないよ」
いや、実際最強だ。
俺は何度も対戦したことが有るがカードを隠したりなど相手に記憶させない様にしないと本当に勝てなかったからな。
「裕太君!裕太君から見て右のカードはハートの2なんじゃなかったの?」
「そうだったっけ?」
「絶対そう!――あ……!もしかしてさっきテーブルの下に隠した時に何かした?」
「うん。すり替えたんだよ。そうでもしないと優美華に勝てないからね」
「もう……!ズルい……!」
いや、記憶力最強の方がズルいと思うが……。
9/46.「好きな『』出来た?」
そしてもちろん優美華を守る為女子達の勉強を見てあげる様にアドバイスし女子達の勉強を見る事で恩を売りまくり友達もたくさん出来てその地位は盤石(ばんじゃく)となった。
その一方で少なからず「記憶力が良いなんてズルい!」などという声も上がったが「運動神経が良い人もいれば絵を描くのが上手な人もいる、個性とはそんなものだ」という論説で「確かに」と説き伏せた。
そして俺と優美華は順調に進級し中学校へと上がったし偶然にもまた同じクラスになった。
で他の複数の小学校から生徒達が交流してきた為また新たな環境になったという訳なのだが小学校の時の要領で無事に人間関係を作っていった。
そして今でも放課後は交互にお互いの家で遊んでいる。
そして今になる。
「あの♡裕太君♡」
今日も放課後家で2人でいると優美華が話を切り出してきた。
「何だ?優美華」
かしこまって恥ずかしがっているがどうしたんだろうな。
「裕太君はその……好きな子出来た?」
あ~そういう話か。
高学年になってからその手の話が男子女子問わず一気に増えたと思う。
まぁ優美華も年頃の子だし恋愛に興味が出てきたのだろう。
「俺はどうだろう」
妙に「お姉さん」に興味が有るが自分でもよく分からん。
「裕太君は年上の女の人が好きだったり?」
優美華が妙に不安そうに訊いてきた。
「自分でもよく分からないなぁ」
俺はこの手の質問については今までずっと避けてきた。
っていうのも先ず俺は優美華の邪魔をしたくない。
仮に早い段階で恋仲になれたのだとしてもそれは幼い時の気の迷いで未来有る優美華の人生を大きく狭(せば)めてしまうかもしれないからだ。
10/46.「逆に『』はどうなんだ?」
「逆に優美華はどうなんだ?」
「私は好きな人いるよ♡」
うわぁ……。
もう優美華も好きな人が出来る年頃なんだな……。
しかし誰だ……?
まぁ俺の知らないところで何かが育(はぐく)まれていたのかもしれないし推しのタレントの可能性も有る。
「私ね……」
「いや、言わなくても大丈夫だよ」
「え……」
幼馴染といえどセンシティブな事まで無理に共有しなくて良いのだ。
それにしても俺は優美華と一緒に過ごしているこういう時間が妙に当たり前だと思っていた。
もちろんいつまでも続くとは思っていない。
いつか引っ越しや進路の変更で離れ離れになる可能性は覚悟していた。
「私ね……私……」
「無理に言わなくて良いんだよ?」
それに誰の事が好きだとか聞きたくないしな。
「え……」
ショックといえばショックだ。
それに優美華の気持ちを知っている俺がその優美華の好きな人と接する時気まずくなってしまう。
「ち、違うの……」
何が違うのやら。
「え……」
で、俺はこの関係が壊れない様に自分の為にも優美華の為にも妙な話題は避けてきた。
しかし優美華にもう好きな人がいるのだとしたら俺はもう優美華にとって「邪魔な存在」だという事だ。
「違う……」
11/46.「もう『』で遊ぶのやめよっか」
今俺は泣きたい気分だが今はその時じゃない。
まぁこういう日が来る事は覚悟していたしな。
――今やる事と言ったら1つだ。
「ねぇ、優美華」
「なぁに……?」
「もうお互いの家で遊ぶのやめよっか」
「え……」
俺が優美華の近くにいると優美華の好きな人が誤解してしまうかもしれないからな。
「教室とかでも極力会話しない様にした方が良いと思う」
「え……」
「僕としても出来る限り協力するから」
「え……」
「僕と優美華は付き合ってないってちゃんと色々な人に言っておくから」
「え……」
「だから登下校も一緒にしない方が良いね」
「え……」
簡単に転校も引っ越す事も出来ないしなぁ……辛過ぎるから学校一のマドンナとでも付き合うか?
「え……」
俺ももうなりふり構ってられないか。
会社作ってハーレムでも作るか?
それも良い。相当のものでなければ埋め合わせられない。
12/46.「それじゃあ『』はもう行くからな」
「あ……あ……」
「ん……?」
優美華は何か言いたそうにしているが結局何も言ってこない。
図星ってやつなのだろうか。
だったらやっぱり優美華も優美華で辛いのだろう。
俺としては優美華に辛い思いをしてほしくないからなぁ……。
しかし俺は心のどこかで優美華に止めてほしいと思っていた。
ちゃんと否定してほしいと思っていた。
そしたら優美華の本心ではないのだと分かって俺は安心出来るのだから。
「あ……あ……」
しかし優美華は相変わらずこの調子だった。
そして俺の手を取って指でポチポチしてくるが意図もよく分からなかった。
きっと行かないでほしいって意味なのだろうが俺は他の人と付き合っている優美華の側にはいられない。
「俺は別に優美華の事が嫌いになった訳ではないから気にしないでくれ。それじゃあ俺はもう行くからな」
俺がそう言って荷物を持って優美華の部屋から出て行こうとすると――。
「ま……ま……」
――優美華はそう言って俺の腕にしがみついてきた。
「どうしたんだよ優美華……。もう行かせてくれよ……。俺だって辛過ぎるんだよ……」
俺もさすがに涙腺が崩壊してしまった。
「ま……ま……」
「待ってほしいって言いたいのかもしれないけどいずれにせよ俺はもう優美華の側にはいられないんだって……優美華のご両親が帰ってくる前に帰らないと……」
俺は優美華の両親に何が有ったのかと不安にさせてしまわない為にも早く帰りたかった。
13/46.「わ……わた……しが……好き……なの……は……」
「わ……わた……しが……好き……なの……は……裕……太……君……だか……ら……!」
優美華は取り返しの付かない事になってしまわない為に全力を出しついに失語症を乗り越えて声にした。
「俺だったの?」
「うん……!」
優美華が好きなのはまさかの俺だった。
教師の可能性も有るかと思っていたがもしそうだったら本当に気まずかったからな。
とりあえず俺は帰ろうとしていたのだがもう一度座る事にした。
「裕太君が……好きな人は……誰……?」
「俺が好きな人か……」
しかし俺はここで「優美華」と言って良いのだろうか?
俺の脳裏(のうり)には顔も名前も思い出せない謎のお姉さんの存在がチラつくが……正直現実の事なのかどうかも分からない。
俺が作り出した妄想なのか幻なのかはたまた夢なのか……しかし今は俺の人生の分かれ道とも言える大事な場面だ。
夢かも分からない存在より俺には今目の前にいる「優美華」だろう。
「俺も優美華の事が好きだよ」
「裕太君……!♡」
優美華が抱き着いてきた。
俺としては抱き締め返して撫でてやりたいところだがセクハラとして訴えられたら嫌だしな。
14/46.「『』も遠慮しないで……!」
「裕太君も遠慮しないで……!」
おいおい抱き締めてくる方が「遠慮しないで」ってどういう事だ……。
まぁ……――。
「優美華、泣くなよ」
――俺も抱き締め返して優美華を撫でる事にした。
「私誤解されてショックで声が出なくなって……――」
「それはごめん……」
「良いの……私の声が出なくなってちゃんと言えなかった私が悪いから……」
「――悲しかったけど裕太君にちゃんと私の気持ちを伝えられて……裕太君の好きな人も私だって分かって……嬉しかったから泣いてるの……」
――今の優美華には悲しさと嬉しさの感情が入り混じっている様だった。
しかしこうなったら俺がリードするしか無いか。
「じゃあ俺と付き合ってくれるか?」
「うん……!♡」
かくして俺と優美華は付き合う事になった。
そして幸いな事にこの時の俺と優美華はお互いに泣き止み笑顔になっていた。
まぁ嬉しい出来事だしな。
15/46.「じゃあ誓いの『』しよ?♡」
そして優美華が口を開いた。
「じゃあ誓いのキスしよ?♡」
「誓いって……結婚式で聞く様なフレーズだと思うのだが」
「フフ♡私は結婚の誓いのキスでもお付き合いの誓いのキスでもどっちでも良いよ♡」
何だそりゃ。まだお付き合いが始まったばかりのしかもこの歳で結婚の誓いのキスをするのは荷が重過ぎる。
「ならお付き合いの誓いのキスをしようか」
「うん♡」
「好きだよ裕太君♡」
「俺も好きだぞ優美華」
かくして俺と優美華は距離を縮(ちじ)めると誓いのキスをした。
「凄くドキドキしたぞ」
「私もとってもドキドキしたよ♡」
このキスは今までしてきた様な感謝とかのほっぺのキスとは意味合いが違うからな。
「とりあえずこの関係は学校では秘密にしようか」
「うん♡」
俺からすればお付き合いしている事を学校で共有するなんて理解出来ない。
秘密にした方が絶対に得だろうからな。
そして俺と優美華は先程まで緊迫した状況でお互いに号泣していた事がまるで嘘のように笑い合った。
16/46.「『』は受験するんだよね?」
その後(ご)――。
「裕太君は受験するんだよね?」
――優美華は受験の事を訊いてきた。
「まぁね。優美華はどうするんだ?」
「私も受験するけど出来たら裕太君と同じ学校に行きたいなって」
「公立の偏差値1位の学校だぞ?」
「やっぱりそこ目指してるんだね」
「まぁな」
「じゃあ私もそこに行きたい」
「んー無理しなくても良いんだぞ?」
「ううん。無理はしてないよ。だって私暗記なら得意だから」
「まぁ優美華ならちゃんと対策したら合格出来ると思うぞ」
「そうかな?」
「ああ。引き続き提出物も生徒会と学級委員の活動も頑張っていれば内申点を稼げるし多分間違いは無いと思うぞ」
まぁこのまま何も不祥事さえ起こさなければ勝ち確だろう。
「でも私に出来るかなぁ……」
「勉強とか俺に手伝える事なら手伝うぞ」
「裕太君頼もしい♡」
「だと良いんだがな」
とはいえ入学が確定した訳ではないから油断は禁物だ。
17/46.「『』されても付き合って良いよ?♡」
「ところで裕太君――」
「何だ?」
「――もし私以外の女性から告白されても付き合って良いよ?♡」
「え?」
俺は優美華の言った事に耳を疑った。
「告白されなくても付き合って良いよ?」
「え……!?」
今度は俺が相手の言葉に戸惑いを隠せなかった。
「だから裕太君が好きな人が出来たら付き合って良いよって事♡」
「でもそれって優美華に一体何のメリットが有るんだ?」
「うーん私のメリットは裕太君が幸せになってくれる事かな?」
一体どういうこっちゃ。
「私は別に裕太君の事独占するつもりは無いからね♡」
「いやでも普通は浮気を容認するなんて事有り得ないんじゃないか?」
「だと思うけど私は良いと思ってるから♡」
本当にどういう事なんだ……。
18/46.「『』も浮気をするって事か?」
「じゃあ優美華も浮気をするって事か?」
「ううん。私は浮気しないよ」
何でやねん……!
「じゃあそういう性癖(せいへき)が有るって事か?」
「ううん。そういう趣味も無いよ」
じゃあホンマなんでやねん……!
男側が浮気推奨って前代未聞だろ。
「でもお付き合いの先には結婚と家庭が有ると思うんだがそこまでは駄目って事か?」
「ううん。全然良いよ」
……本当にどういう事なんだ……。
俺は優美華の思想に理解が追い付かなかった。
「私はね、何股でも私の事は愛してほしいしみんなにもそうしてほしいと思ってる♡でも裕太君の事を独占しようとする子とのお付き合いは私は反対かな♡」
優美華が認めているハーレムはあくまで理解の有る妻達による一夫多妻なのだった。
「そうなんだな……」
「うん♡」
かくして俺は付き合い始めて早々に浮気を許可されてしまったのだった。
19/46.「この『』私にどうかな?♡」
そして俺と優美華は――。
「この服私にどうかな?♡」
「似合ってると思うぞ」
「嬉しい♡じゃあこれにする♡」
「私カルボナーラ大好き♡」
「俺も好きだぞ。美味しいよな」
「うん♡」
「遊園地楽しいね♡」
「ああ楽しいな!」
――幾度もお家デートやお出掛けデートを重ねた。
そして優美華はキスの後――。
「ねぇ裕太君♡」
「何だ?優美華」
「キスの仕方ってもっと大人のが有るんじゃなかった?♡」
――物足りなかったのかより刺激的なキスを求めてきた。
「有るな。でもああいうのはまだ早いんじゃないか?」
「でも裕太君だって本当はしたいんじゃないの?♡」
まぁそれはそうなんだがな。
「俺は優美華が嫌がる様な事はしたくないからな」
「私は嫌がったりしないよ?♡」
「俺の為にと思って無理してないか?」
「無理してないよ♡私裕太君が私と大人のキスをしたいと思ってくれているなら私もしたいな♡」
「じゃあ……するか」
「うん♡」
かくして俺は優美華に大人のキスという名のディープキスに挑戦していく事になった。
20/46.「『』が楽しみだね♡」
そしてついに向き合う時が来た。
「裕太君♡高校進学が楽しみだね♡」
「そうだな」
「裕太君は将来何するの?」
優美華は俺の肩に寄り添っている優美華が将来についての話を振ってきた。
「将来ねぇ……」
つい先程優美華に好きな人がいると分かった時俺は一瞬闇落ちしかけたのか覇王になる道を模索したものだが……。
「財閥を作って超絶お金持ちなんてどう?」
「財閥を作って超絶お金持ちって……あまり考えた事も無かったなぁ」
「へ~意外♡」
「全然意外でもないと思うんだが……会社1つ作るのも大変だろうしな」
「第一金も無いしな」
「そっか~♡」
優美華は俺の事を買い被り過ぎな気がするな。
まぁきっと抱(いだ)く夢は大きい方が良いのだろう。
小学生の頃は宇宙飛行士や薬を開発する研究者、医者を夢見たものだが。
まぁ「社長」も悪い気はしないな。
しかしファンタジーでも良ければ俺はワンチャン「魔王」になりたい。
絶対的な力に憧れるんだよなぁ……。
もし自分だけが最強だったらこの世界を平和に出来るのに、と思ってやまない。
「でももし裕太君が財閥を作っても、もうやる事が無いかもしれない~だなんて燃え尽き症候群になっちゃったりして♡」
「まさか~」
忙しくてやる事が多いだろうしお金が有ればしたい事だって出来る事だって増えるのだからすぐに飽きるなんて事は考えられん。
21/46.「それで大学は『』?」
「それで大学は東大?」
「かなぁ……でも行けるかは分からないけどな」
「大丈夫だよきっと」
「その自信はどこからきてるんだ……」
「私裕太君の事信じてるから♡」
優美華がいくら信じてくれているからといってそれで合格出来るなんて事は無いと思うのだが……。
「裕太君が行くんだったら私も行きたいな♡」
「優美華なら行けるかもな」
最強の記憶力さえあれば余裕だろう。
「じゃあ私が行けるなら裕太君ならもっと行けるね!♡」
何じゃそりゃ。
「だと良いが。ところで優美華は将来何がしたいんだ?」
「私はね~♡一緒に同じ高校に入って、ラブラブして、裕太君が財閥を作ったら私が裕太君のメイドになって、一緒に同じ大学に入って、ラブラブして、幸せな家庭を築きたいな♡」
優美華がとんでもない願望を明かしてきた。
「ツッコミどころが多過ぎるが――」
「えー私はいたって真剣なのに♡」
「――俺のメイドになりたいのか?」
「うん♡」
何でやねん!
「てかそもそも時系列がおかしいぞ。俺が大学に入る前に財閥を作るのか?」
「うん♡」
本気かよ。
「そもそもそんな事が出来る奴がいるとは思えんが」
「だよね♡」
「ハハハハハ」
「フフフフフ♡」
かくして俺と優美華は笑い合った。
しかし結局優美華は頑固なものでその記憶力を駆使すれば何にでもなれるはずなのだがいくら説得しても「将来は専業主婦になりたい」だの「裕太君のメイドになりたい」だのとまるで自ら表舞台に立とうとしなかった。
22/46.「『』の中から選ぶならどれが良いと思う?」
そして俺は優美華との接し方を優美華の好みに合わせようと思った。
「ところで優美華は俺の一人称は『僕』、『俺』、『私』の中から選ぶならどれが良いと思う?」
「ん~私は『僕』が良いかな♡」
「じゃあ口調は『行こう』、『行くぞ』、『行きましょう』の中から選ぶならどれが良いと思う?」
「私は最初の『行こう』が好き」
「そうなんだね。で名前の呼び方としては『優美華さん』、『優美華ちゃん』、『優美華』の中から選ぶならどれが良いと思う?」
「ん~。どれも良過ぎて選べないよ……!」
優美華は本当に悩んでいた。
「まぁ僕らはまだ大人ではないし高貴な者同士のお付き合いならまだしもで『優美華さん』は違うかもね」
「うんうん!」
「『優美華ちゃん、行こうか』と『優美華、行こうか』ならどっちかい?」
「ん~!」
優美華はまたもや悩みだした。
「裕太君はどっちが良いと思う?」
しばらくするとやはり自分で決められなかったのか訊いてきた。
「そうだねぇ。優美華は僕の事を『裕太君』って呼んでくれているから僕もそれに合わせるなら『優美華ちゃん』って呼んだ方が良いんだろうね」
「確かに!」
「じゃあどうするかい?」
「『優美華ちゃん』でお願い♡」
「じゃあそうするね、優美華ちゃん」
「うん!♡」
かくして俺の優美華への呼び方と口調が決まった。
「でも無理しなくて良いんだよ?」
「それは僕がよく言いそうなセリフだね」
「フフ。確かにそうだね。でも私は本当に裕太君に無理してほしくないの」
「別に無理はしていないよ?」
「でも急に呼び方や口調を変えるなんて大変じゃない?」
「心配してくれてありがとう。でも大丈夫だよ。僕はやっと優美華ちゃんに『自分』を押し付けなくて済むっていうか、で気が楽になったんだよね」
「そうなんだね♡」
ああ。一人称「俺」とか「だぞ」とか妙に魔王っぽい口調を使い続けるのは相手への押し付けでしか無いからな。
相手に好みが有るならそれに合わせた方が絶対に良いだろう。
23/46.「一緒に『』デートしない?♡」
「ねぇ、裕太君♡」
「何だい?優美華ちゃん」
「今週末の土曜日と日曜日、一緒にお泊りデートしない?♡」
「お泊りは昔一緒にしていた様な感じかい?」
「それはどうかな♡」
「というと?」
「パパとママがお出掛けするんだって♡」
「だったら家族旅行なら優美華ちゃんも行った方が良いんじゃないかい?」
「もう……♡」
優美華ちゃんは妙に不満そうにしていた。
「どうしたのかい?」
「裕太君は鈍感なんだから♡」
「え……?」
「パパとママがお出掛けするって言うから私は裕太君と過ごしたいし残るって言ったの♡」
「んー。でもそしたら食事とかどうするのかい?」
「もう……♡」
「え……?」
「食事は作り置きでも宅配でも良いんだって」
「そうなんだね」
「もちろん私が作っても良いよ?」
「優美華ちゃんが手料理を振る舞ってくれるっていう選択肢も有るんだね」
「うん!♡」
「優美華ちゃんとしてはどうしたいのかい?」
俺としては優美華ちゃんのしたい様にしてあげたいしな。
「私は裕太君に手料理を振る舞いたい♡」
「じゃあそうしようか!」
「うん!♡」
かくして優美華ちゃんが手料理を振る舞ってくれる事となった。
24/46.「私はその日の夜は『』らしい事がしたいな、って……♡」
俺としてもお小遣いは温存しないといけないな。
「それでね、裕太君♡」
「何だい?」
「その……私はその日の夜はカップルらしい事がしたいな、って……♡」
「もしかして……?」
「うん……♡」
おやおやマジか。
「裕太君全然誘ってくれないから……♡」
「それはもちろん優美華ちゃんに迷惑を掛けたくないからだよ」
「全然迷惑じゃないのに……」
「だってそういうのって嫌いな人もいるだろうからね」
「私は嫌いじゃないよ?」
「そうなのか」
「うん♡」
「あと私処女だよ♡」
「そうなんだね」
「うん♡」
「でもそもそもやり方は知ってるのかい?」
「一応大まかには♡」
「凄いね。僕は全然分からないや。保健体育の授業で教わらないし」
「確かに学校では学べないよね」
「うん。だからもしするなら勉強してくるよ」
「分かった♡」
「でも良いのかい?本当にそんな事してしまって」
「うん♡」
25/46.「でも『』も『』も無いよ?」
「んー。でも避妊具もピルも無いよ?」
「ピルならここに有るよ♡ほら♡」
「ほんとだ。――」
受け取りよーく見てみると本当にピルだった。
「――これをどうして?」
「お母さんから貰ったの♡」
ヤバくないかそれ。法律とか倫理とか諸々な。
「大丈夫なのかい?」
「うん♡パパとママ公認だから♡」
「『大丈夫』の意味が違うと思うけど……」
「フフ♡」
という訳で俺は断る理由を見付ける事が出来なかった。
「私映画観に行きたいな♡」
「良いね」
「あと雑貨屋さんにも入ってみたいな♡」
「楽しそうだね。何かオシャレで便利な物が見付かると良いけど」
「うん♡」
かくして俺と優美華ちゃんはデートプランも組んでいったのだった。
26/46.「どうぞ上がって♡」
そして当日になり――。
「おはよう裕太君♡」
「おはよう優美華ちゃん」
「どうぞ上がって♡」
「お邪魔します」
――優美華ちゃんの家に上がるとデートプラン通りに始めていった。
そしてお互いに順番に入浴し優美華ちゃんの部屋でついにその時が来た。
「私ドキドキしてきちゃった♡」
「ドキドキするね。でも優美華ちゃんの初めての相手が僕で良いのかい?」
「うん♡私の最初で最後が裕太君だから♡」
そこまで尽くしてくれるのは嬉しいのだが浮気推奨といいさすがに優美華ちゃんに利が無さ過ぎる気がするんだよなぁ……。
「私ちゃんと避妊するから心配しないで♡」
それも心配だが心配なのはそれだけではないんだよなぁ……。
「うん」
「じゃあ私裕太君の指示に従うから何したら良いか言ってね♡」
俺がリードするって訳か……まぁちゃんと考えてきたしやれない事も無いだろう。
「分かったよ」
「じゃあお願い♡」
27/46.「ところで『』はもう飲んだのかい?」
「うん。ところでピルはもう飲んだのかい?」
「アフターピルをした後に飲むつもりだよ♡」
マジか……。
「そうなんだね。分かったよ」
「うん♡」
まぁ俺も腹を括(くく)るか。
「優美華ちゃんの為に頑張るね」
「嬉しい♡私も裕太君の為に頑張るね♡」
「明かりはどうするかい?」
「裕太君はどうしたい?♡」
「僕は優美華ちゃんの姿をちゃんと見たいから明かりがちゃんと付いている方が嬉しいけど」
「じゃあ私もそれで良いよ♡」
28/46.<Hの前 – 抱き締め合い>
「分かったよ。じゃあ優美華ちゃんの事抱き締めても良いかい?」
「うん♡」
俺は優美華ちゃんを抱き締めた。
「裕太君あったかい♡」
「優美華ちゃんも温かいよ」
俺と優美華ちゃんはお互いの温もりを感じ合った。
「大好きだよ優美華ちゃん」
「私も大好きだよ裕太君♡」
「じゃあ優美華ちゃんにキスしても良いかい?」
「うん♡してほしい♡」
俺と優美華ちゃんは唇を重ねて初々(ういうい)しくキスしてからディープキスへと移行した。
29/46.<Hの前 – 脱衣>
「じゃあ脱いでくれるかい?」
「あ♡裕太君は脱がしたくないの?♡」
「僕が触ったら優美華ちゃんが不快に思うかもしれないからね」
「私裕太君が脱がしてくれたら嬉しいよ?♡」
「んー。痴漢とかセクハラになっちゃわない?」
「フフ♡全然大丈夫だよ♡」
んー。
「まぁ優美華ちゃんが脱いでくれるかい?」
「うん♡見ててね♡」
「うん」
優美華ちゃんは少しずつ丁寧に脱いでいった。
「私の体どうかな?♡」
「素敵だと思うよ」
「ありがとう♡」
「じゃあ裕太君は私が脱がせてあげる?♡」
「うん」
「分かった♡」
今度は俺が優美華ちゃんに脱がされていったが――。
「貧相な体でごめん……」
――俺は申し訳無く思って謝罪した。
「全然貧相じゃないよ♡」
「ちゃんと体を鍛えていてムッキムキの人とかいるからね」
「私は裕太君の体ならどんな体でも大好きだよ♡」
お世辞ありがとう、と心の中で思わざるを得ない。
「もう……♡」
30/46.<Hの前 – 全裸で抱き締め合い>
「じゃあ抱き締めても良いかい?」
「うん♡」
俺と優美華ちゃんは全裸で抱き締め合った。
「僕のが当たってしまってごめん……」
「私のも当たってるからお互い様だよ♡」
「でも僕のはほら……♡」
「フフ♡大丈夫だよ♡裕太君が私で興奮してくれてるって事だから♡」
「優美華ちゃんは優しいね」
俺は優美華ちゃんの優しさに安心感を覚えた。
「裕太君だってとっても優しいよ♡」
「僕はどうだろう……」
「優しいよ♡私がイジメられそうになった時助けてくれたし今だってちゃんとして良いか1つ1つ訊いてくれるもん♡」
「それって当たり前の事じゃないのかい?」
「フフ♡全然当たり前の事じゃないよ……♡」
「そっか」
「うん♡」
俺はそれ以上の事は訊かないでおく事にした。
「じゃあキスしても良いかい?」
「うん♡」
俺と優美華ちゃんはお互いに愛を伝え合う様にディープキスをした。
31/46.<Hの前 – 仰向け>
「じゃあベッドの上に仰向けに横になってくれるかい?」
「うん♡」
「それで僕もベッドに乗って優美華ちゃんの側に行っても良いかい?」
「もちろん♡」
という訳で俺は優美華ちゃんの側まで寄っていった。
「そして優美華ちゃんに覆い被さっても良いかい?」
「うん♡」
という訳で俺は優美華ちゃんに覆い被さった。
「優美華ちゃんは本当に可愛くて美人だね」
「ありがとう♡裕太君だってカッコ良いよ♡」
「僕はどうだろう……」
「もう……♡」
すると優美華ちゃんの方からキスしてきた。
「急にどうしたのかい?」
「だって裕太君が私の言った事を信じてくれないから♡」
「別に信じているけどお世辞かな、と思ってね」
「じゃあもう信じてくれるまでキスするね♡」
「え……?」
するとまた優美華ちゃんの方からキスしてきた。
「分かった。分かったから」
「分かってくれたのなら良いよ♡」
32/46.<H – 愛撫>
「じゃあ早速優美華ちゃんの事を愛撫していっても良いかい?」
「うん♡」
という訳で俺は優美華ちゃんにディープキスをしてからキスをしながら下へと動いていった。
「優美華ちゃんはオッパイも可愛いね」
「ありがとう♡裕太君♡オッパイも好きにして良いよ♡」
「じゃあそうするね」
「うん♡」
という訳で俺は優美華ちゃんの胸も愛撫していった。
「気持ち良いよ裕太君♡」
「もっと頑張るね」
「うん♡」
気持ち良くなってくれている様で何よりだ。
そして俺が優美華ちゃんの股間に到達すると――。
「裕太君♡足開くね♡」
「うん」
――優美華ちゃんは足を開いた。
「優美華ちゃんのここも可愛いね」
「ありがとう♡」
「ここも愛撫しても良いかい?」
「もちろん♡」
という訳で俺は優美華ちゃんのオマンコも愛撫していった。
「気持ち良いよ裕太君♡」
「優美華ちゃんが気持ち良くなってくれて嬉しいよ」
「ありがとう裕太君♡」
優美華ちゃんは気持ち良くなってくれた様で膣内も十分に濡れてきた。
もちろん優美華ちゃんのオマンコをクパァと開くと確かに処女膜が見えた。
「もう十分に濡れたかな」
「うん♡ありがとう♡」
「こちらこそ愛撫を許して任せてくれてありがとう」
「裕太君は感謝しなくて良いのに♡」
「優美華ちゃんだって感謝する必要は無かったんじゃないかい?」
「ううん。裕太君が私の汚いところ手で触ってくれて口でも舐めて気持ち良くしてくれたんだから当然だよ♡」
「別に汚くはないしむしろ綺麗だったよ?」
「そう言ってくれてありがとう♡それで私の処女膜見てくれた?♡」
「うん。優美華ちゃんの処女膜綺麗だったよ」
「ありがとう♡じゃあ私の処女裕太君にあげるね♡」
「それは光栄だけど本当に良いのかい?」
「うん♡それにちゃんと避妊するけど裕太君は私と赤ちゃん作るつもりでしてほしいな♡」
「要望は分かったよ」
「うん♡」
33/46.<H – 説得>
「最後に確認するけど今から僕と優美華ちゃんは繋がって愛し合うって事で良いのかい?」
「そうだよ♡」
やはりそうだったか……。
1ミリはその意図が無い事を期待していたのだが……。
俺は別にしたくない訳ではないのだが優美華ちゃんに無理をさせたくない。
もちろん俺だって年頃の男子だから性欲は有る。
だからといって恋人の優美華ちゃんにそれをぶつけるのは違うと思うのだ。
「裕太君は私の事好き?♡」
「うん。もちろんだよ」
「じゃあ私とHな事したくない?♡」
「したいっていう気持ちは有るけど無理はさせたくない」
「私は全然無理じゃないよ?♡私も裕太君の事が大好きだし裕太君とHな事したいな♡」
んー。
「私は裕太君に気持ち良くなってほしいし私も裕太君と一緒に気持ち良くなりたいと思ってるよ?♡」
「私と裕太君は付き合ってるんだから2人でHな事をするのは悪い事じゃないよ?♡」
「私裕太君の為なら何でもしてあげたい♡」
俺がしばらく悩んでいると優美華ちゃんが畳み掛けてきた。
「多分男女で体が違えば性欲も違うんだと思う」
「うん♡私もそう思う♡」
「男性の場合は射精したいっていう性欲が強いっていうかでも女の子にはそういうのは無いでしょ?」
「うん♡無いと思う♡」
「だから多分性欲は男の子の僕の方が強くて優美華ちゃんはそれに付き合わされるって事になっちゃうんじゃないかな」
「大丈夫だよ♡裕太君がHな事したいなら私がいつでもいくらでも付き合うから♡」
優美華ちゃんがここまで言ってくれるなんて。
「このお泊まり会だって僕の為に優美華ちゃんがパパとママと一緒に旅行に行けたにも関わらず無理して企画して1人で残ってくれたって訳ではないんだね?」
「うん♡私が大好きな裕太君とたくさん過ごしてHな事がしたかったからだよ♡」
優美華ちゃんが無理している訳ではないって事が分かったのなら俺としても心置き無く優美華ちゃんとの時間を楽しめるだろう。
34/46.<H – 正常位 – 挿入>
「じゃあしよっか」
「うん♡」
「挿入しても良いんだね?」
「もちろん♡」
「じゃあ挿れるね?」
「うん♡挿れて♡裕太君♡」
という訳で俺は勃起しているチンコを優美華ちゃんのオマンコに挿入していった。
すると優美華ちゃんの表情が歪んだ為挿入を止めた。
「大丈夫かい?」
「うん♡大丈夫だよ♡」
「もしかして痛かったのかい?」
「うん♡多分私の処女膜が破れたからかな♡」
「そうだろうね。痛いならやめるけどどうするかい?」
「やめないで♡私の事は気にしないで続けて♡」
「調べたら初めての時ってこういうものなんだって♡だから大丈夫だから続けてほしい♡」
「そうは言われてもねぇ」
「この痛みも裕太君がくれたものだから私は嬉しいの♡だから続けてほしい♡」
そこまで言われちゃったらなぁ。
「じゃあ様子を見ながら慎重に続けるけど本当に痛い時は言ってね?」
「うん♡」
「じゃあ再開するね」
「うん♡お願い♡」
という訳で俺は奥まで挿入した。
「奥まで入ったよ」
「うん♡ありがとう♡」
「優美華ちゃんは本当に可愛いね」
「ありがとう♡」
俺は優美華ちゃんとキスをした。
35/46.<H – 正常位 – ピストン>
「もう動いて良いよ♡」
「分かったよ」
「うん♡」
優美華ちゃんがそう言うのだからと早速慎重になりながらゆっくりとピストンを始めた。
「裕太君の温かくて硬いものがたくさん私の中に入ってきてるよ♡」
「うん。僕も優美華ちゃんの温かいところで包まれてて気持ち良いよ」
「嬉しい♡もっと気持ち良くなってね♡」
「うん」
そして――。
「もっと早くして良いよ♡」
「分かった」
――俺はペースを上げた。
しかしどうしたものかな。
体位は他にも有るが体位の変更をしようにも優美華ちゃんに今どれくらいの痛みが有るか分からないしな。
「体位って他にも有るんだよね?♡」
「うん」
「体位変えても良いよ?♡」
「じゃあ駄目そうなら言ってね」
「うん♡」
「じゃあ優美華ちゃんの事を抱き抱えるね」
「分かった♡」
36/46.<H – 対面座位>
そして対面座位に移行した。
「私重くない?♡」
「大丈夫だよ」
「良かった♡」
まぁ乗っかる方は自分の体重が相手に負担を掛けているんじゃないかと不安になってしまうものなのだろう。
「私この体位好き♡」
「それはどうしてなのかい?」
「裕太君を全身で感じられるから♡」
「僕も優美華ちゃんの事を全身で感じているよ」
「うん♡」
優美華ちゃんは俺に手と足で抱き着いてディープキスをしながら痛いだろうに腰を振ってくれた。
そして俺は優美華ちゃんの頑張りにキスで応えた。
37/46.<H – 騎乗位>
そして騎乗位に移行した。
「本当に大丈夫なのかい?」
「うん♡任せて♡」
優美華ちゃんはぎこちないながらも騎乗位を始めていった。
優美華ちゃん痛いだろうから少しでも乳首を愛撫して痛みを快楽で中和してあげたいのだがなぁ。
「裕太君♡私の好きなところ触って良いよ♡」
「じゃあそうするね」
「うん♡」
俺は優美華ちゃんの言葉に甘えて両方の乳首を愛撫した。
「裕太君の指が気持ち良いよ♡」
「これで少しでも下の痛みを中和出来たら良いなと思ってね」
「ありがとう♡裕太君って本当に優しいね♡」
だと良いのだがな。
もちろん俺は優美華ちゃんの乳首や胸、クリを愛撫し続けたが――。
「裕太君手を繋ご♡」
「うん」
――優美華ちゃんからのリクエストで両手を恋人繋ぎで繋いだりもした。
「私下手っぴでゴメンね」
「大丈夫だよ。一緒に上手になろうね」
「うん!♡」
まぁ初心者なのは俺も同じだしな。
そしてしばらくすると――。
「私ちょっとだけ体位を変えても良いかな?♡」
おー。女性から体位をリクエストされるパターンも有るんだな。
優美華ちゃんはいつになく積極的だ。
――俺は体位の変更をリクエストされた。
38/46.<H – 覆い被さり騎乗位>
「優美華ちゃんのしたい様にして良いよ」
「分かった♡ありがとう♡」
「どういたしまして」
「フフ♡」
すると優美華ちゃんが繋がったまま俺に覆い被さってきてそのままディープキスされる事になった。
そしてこの体位はおそらく「覆い被さり騎乗位」というやつだ。
「優美華ちゃんはこの体位の事を知っていたのかい?」
「ううん。私はただ裕太君と密着したかっただけだよ♡」
「そうなんだね」
「うん♡」
「僕は優美華ちゃんと密着出来て嬉しいよ」
「ありがとう♡私も嬉しい♡」
かくして俺は再びされるがままとなった。
「今度は後ろ向きながらしても良いかな?♡」
「良いよ」
「ありがとう♡」
という訳で背面騎乗位に移行した。
39/46.<H – 背面騎乗位>
「気持ち良くなってね♡」
「うん」
かくして俺は優美華ちゃんの後ろ姿を見守る事になったのだがこれはこれで絶景だと思った。
というのも優美華ちゃんの背中なんてそうそう見られるものではないし着地するたびにお尻が揺れるのも良い景色だった。
「痛みの方は大丈夫なのかい?」
後ろからは優美華ちゃんの顔が見られないから訊くしか無い。
「うん♡大丈夫だよ♡」
「なら良かった」
「だから裕太君も動いても大丈夫だよ♡」
「じゃあそうするね」
「うん♡」
優美華ちゃんが大丈夫だと言うのだから俺としてはそれを信じるしか無いだろう。
という訳で俺も慎重に様子を見ながら申し訳程度から優美華ちゃんのタイミングに合わせて突き上げるのを始めた。
「今動いてみてるんだけど大丈夫かい?」
「うん♡」
そしてしばらくすると――。
「ねぇ裕太君♡」
「何だい優美華ちゃん?」
「今度は後ろから突いてほしいな♡」
――優美華ちゃんから後背位のリクエストをしてきた。
「良いよ。しようか」
「うん♡」
俺は優美華ちゃんと繋がったまま移行していく為にも上体を起こした。
かくして後背位に移行した。
40/46.<H – 後背位 – 移行>
「裕太君♡こうかな?♡」
「うん。それで良いと思う」
「良かった♡じゃあお願い♡」
「うん」
俺は優美華ちゃんに後背位でピストンを始めた。
「優美華ちゃんの胸は本当に大きいね」
後ろから揉んでみると俺はその大きさを如実(にょじつ)に感じられた。
「裕太君は大きい方が好き?♡」
「まぁね」
「なら良かった♡」
まぁ俺は別に優美華ちゃんの胸が小さくても平気なのだがな。
「裕太君♡」
「何だい?優美華ちゃん」
「もう自由に動いて大丈夫だよ♡」
優美華は痛みになれてきていた。
「本当に良いんだね?」
「うん♡」
という訳で俺はちゃんとピストンをし始めた。
41/46.<H – 後背位 – 射精許可>
そしてしばらくすると――。
「裕太君♡」
「何だい?」
「出したくなったらいつでも出して良いよ♡」
――射精を許可してきた。
「じゃあ出したくなったら言うね」
「うん♡」
しかしさすがに最初の射精がこの体位の訳にはいかないよなぁ……。
優美華ちゃんに申し訳無さ過ぎる。
「裕太君♡」
「何だい?優美華ちゃん」
「裕太君はどの体位で出したい?♡」
「僕なら最初の体位で優美華ちゃんとちゃんと向き合って出したいかな」
「じゃあ最初の体位に戻そうよ♡」
「うん。そうしようか」
「うん♡」
という訳で俺と優美華ちゃんは正常位に移行していった。
42/46.<H – 2度目の正常位 – 挿入>
「こうかな?♡」
「うん」
優美華ちゃんが正常位に移行していき俺も挿入体勢を整えていった。
「挿れて良いよ♡」
「じゃあ挿れるね」
「うん♡」
という訳で俺は挿入し2度目の正常位が始まった。
「裕太君大好き♡」
「僕も大好きだよ優美華ちゃん」
そして早速優美華がディープキスしてきた。
その最中優美華ちゃんはさらに激しく腰を振ってきた為――。
「もう痛みは大丈夫なのかい?」
――心配に思った事を訊いてみた。
「うん♡大丈夫だよ♡」
「なら良かったね」
「うん♡」
だと良いが。
「裕太君気持ち良い?♡」
「うん。気持ち良いよ」
「なら良かった♡」
「優美華ちゃんはどうなのかい?」
「私も気持ち良いよ♡」
「なら良かったね」
「うん♡」
「それで本当に外に出さなくても良いのかい?」
「うん♡」
だと良いが。
「ほんとのほんとに外に出さなくても良いのかい?」
「うん♡中に出してね♡」
だそうだがな。
43/46.<H – 2度目の正常位 – ラストスパート>
「私そろそろ何かが出ちゃうかも♡」
「そうなんだね」
「うん♡私裕太君と一緒にイキたいな♡」
「僕も一応近付いてきてはいるよ」
「じゃあ一緒にイこ♡」
とは言われてもまぁ断る理由も無いか。
「うん。一緒にイこうか」
「うん♡」
「じゃあペースを上げても良いかい?」
「もちろんだよ♡」
という訳で俺はラストスパートに向けてピストンのペースを上げた。
「私も頑張るね♡」
「一緒に頑張ろう」
「うん♡」
すると優美華ちゃんも腰振りのペースを上げて愛を伝え合う様に情熱的に応じてくれた。
そしてラストスパートに入った。
「出そうだよ優美華ちゃん」
「裕太君のたくさん出して♡」
「うん、たくさん出すね」
「うん!♡」
「で、出る……!」
「私もイク……!」
俺はついに優美華ちゃんの最奥(さいおう)にチンコを突き刺すと絶頂し大量の精液をビュビュビュー!っと射精し優美華ちゃんも絶頂すると子宮口で精液を受け止めた。
44/46.<Hの後 – 感想>
「気持ち良かったよ、優美華ちゃん」
「私も気持ち良かったよ♡たくさん出してくれてありがとう♡」
「じゃあ僕も僕のを優美華ちゃんの奥で受け止めてくれてありがとう」
「フフ♡当たり前の事だと思うけど♡どういたしまして♡」
「当たり前の事なんだろうか……」
「うん♡」
優美華ちゃんは俺に感謝を伝える様にディープキスしてきた。
「じゃあ抜くね?」
「繋がったまま一緒に寝ないの?♡」
「そういう訳にもいかないんじゃないかな」
「もう……♡しょうがないから良いよ……♡」
「じゃあ抜くね?」
「うん♡」
かくして俺は優美華ちゃんのオマンコからチンコを抜いた。
すると優美華ちゃんのオマンコから大量に血液や愛液の混ざった精液が出てきた。
「たくさん出てきたよ」
「そうだね♡ありがとう♡」
優美華は幸せそうだった。
「避妊の件は大丈夫なんだね?」
「もちろんだよ♡」
俺としてはもちろん赤ちゃんが出来てもちゃんと責任を取るつもりだがさすがにこの年齢じゃ早いだろうし優美華ちゃんに多大な迷惑が掛かってしまううえに優美華ちゃんの未来に大いなる制限が掛かってしまいかねないからなぁ。
「私避妊しないで赤ちゃん出来ちゃっても良いよ?♡」
「それはさすがに……ね?」
「もう……♡」
優美華としてもさすがに裕太の意図とその合理性が分かっておりさすがにこの歳で子供を儲けるつもりは無かった。
45/46.<Hの後 – 拭き合い>
「じゃあ拭こうか」
「あ、裕太君のは私が拭いてあげるよ♡」
「でも先に優美華ちゃんのを拭いてあげようか?」
「うん♡」
「掻き出す感じで良いかい?」
「もったいないけど♡うん♡」
俺はティッシュを取ると優美華ちゃんのを綺麗にしていった。
「今度は私が拭いてあげる番だね♡」
「でも無理しなくて良いんだよ?」
「無理なんかしてないよ♡それに私の血で汚しちゃったのは私のせいだから♡」
「気を遣わなくて大丈夫だよ?」
「ううん。私は裕太君に出来る限りの事をしてあげたいし裕太君が私のを拭いてくれたからお礼に私も拭いてあげたいし、私から垂れてきた血とかで裕太君を汚しちゃったからそれで綺麗にしたいっていうのも有るの♡」
「じゃあ任せるね」
「うん♡任せて♡」
かくして俺は優美華ちゃんにティッシュで綺麗に拭かれていった。
46/46.<Hの後 – ピロートーク>
そして俺と優美華ちゃんは添い寝してピロートークをする事になった。
「裕太君♡私ずっと裕太君の側にいたいな♡」
「ありがとう。僕の返事としてはもちろん『OK』だよ。でも優美華ちゃんが良い人を見付けるか僕に飽きるか愛想(あいそ)を尽かすまでね」
「意地悪な事言わないでよ♡」
俺としては本心なんだがな。
これから優美華ちゃんにはもっと色々な人との出会いが有るだろうし優美華ちゃんの未来と幸せの為には俺にこだわらないでほしいんだよなぁ。
「私はずっと裕太君の事大好きだよ♡」
「僕も優美華ちゃんの事ずっと大好きだよ」
「嬉しい♡大好き♡」
すると俺は優美華ちゃんからディープキスされた。
かくして俺と優美華ちゃんは初夜を終えた。
後書き
裕太は初夜を大成功だと思っていますが優美華ちゃんはその後(ご)大失敗してしまったと落ち込み後悔する事になるのでした(笑)